株式会社ファイブスターズ アカデミー

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5☆s 講師ブログ

恐竜の時代はもっと温暖化

前回、三大丸山遺跡のころは、現在よりもっと温暖化だったと話しました。今回は、もっと太古に遡ってみましょう。今からだいたい1億5000万年前くらいの中生代白亜紀の頃、CO2の量は今の5倍~10倍ぐらいあったそうです。気温もおそらく、現在より平均6℃ほど高かったと言われています。その頃、地球はどんなに大変なことになっていたのでしょうか。白亜紀と言えば、巨大な恐竜がうろうろしていた頃です。ということは、その食料となる植物なども豊富にあったと考えられます。なぜなら、CO2濃度が高く、しかも気温が高ければ、植物は早く成長すると考えられるからです。逆に言えば、CO2が増えて地球が温暖化すると、農産物の収穫…

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昔の日本は暖かかった

IPCCの予測では、今世紀中の気温上昇は1.1~6.4℃です。ところが、メディアはなぜか、もっとも高い6.4℃ばかり報じています。研究者の間では、2.8℃くらいといわれています。東京と札幌の平均気温の差が約7℃であることを考えると、2.8℃という数値ははたして大騒ぎするほどのことなのでしょうか。青森に三大丸山遺跡という遺跡があります。縄文時代のもので、だいたい5500~4000年前にあたります。このころは太陽活動が活発で、気温は今より2~4℃ほど高かったと推測されています。この遺跡からクリの木が見つかっています。現在東北地方ではクリの木は育ちませんから、やはり2~4℃ほど暖かかったと思われます…

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温暖化するからCO2が増える

今まで、「大気中のCO2の増加が温室効果を引き起こし、地球の温暖化をもたらしている」という考えには無理があるということをお話してきました。でも、ここ数十年の間、CO2は毎年増加しています。そして地球も同時に温暖化しています。これだけ見れば、CO2は確かに怪しいのですが、問題なのはどちらが原因でどちらが結果かということです。CO2は海水に大量に溶け込んでいますが、海水温度が上がると溶解度が下がるため海水から空気中にCO2が放出されます。この海水温の上昇度合いと、CO2濃度の増加度合いを見ると、海水温上昇の後にCO2が増加していることが報告されています。つまり、温暖化が原因で、CO2濃度の増加は、…

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温室効果ガスの容疑者

前回、温室効果ガスの犯人をCO2とするには無理があると書きました。では別の容疑者を探してみましょう。怪しいのは、水蒸気、つまり雲です。水蒸気の分子量は18。空気はだいたい29ですから、水蒸気は相当軽いガスです。しかも大気中の濃度は1%もあります。どうてす?いかにも怪しいでしょう?しかし、普段の生活の中で、雲がかかると温室効果どころかかえって涼しくなりますよね。実際に、雲の量が1%増えれば気温は1℃下がるという研究もあります。とするならば、上空に水蒸気の膜ができれば、温暖化ではなく寒冷化する可能性があります。そもそも大気中には水蒸気以外にも、様々な浮遊物があり、太陽光の53%をカットしてくれてい…

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温室効果

温暖化を語るとき、温室効果ガスという言葉が使われます。温室効果ガスという言葉から連想するのは、まるでビニールハウスのように上空に地球を覆うガスの膜が存在するイメージです。そして、そのビニールこそCO2だと言われていますが、今回はそれを検証してみましょう。大気中にもっとも多く含まれるのは窒素ですが、その分子量は28です。酸素の分子量は32。ですので、空気の平均をとると、その分子量はだいたい29くらいと言われています。また、大気中の1%を占める水、つまり水蒸気は、分子量18ですので相当軽く、だからすぐ上昇して雲になります。さて、温室効果の犯人とされるCO2ですが、その分子量は44とかなり重いのです…

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カメラマン

土曜日のNHKBSプレミアムで、久々に「NHKここにあり!」と思わせるドキュメンタリー番組を見ました。「エベレスト」と名づけられたこの番組は、番組ディレクター、カメラマンがチームとなり、なんと、世界最高峰のエベレストに登頂し、大型ハイビジョンテレビカメラで360度全方位の自然を届けるという、なんとも気の遠くなるような番組でした。昨今、民放ではお笑い芸人のグルメ食べ歩き、クイズ、ダンス歌謡ショーとなんともお手軽な番組が多い中、この「エベレスト」という番組は、本当にテマヒマかかっていて、見るほうが手に汗にぎる秀作でした。でも、そこでちょっと感じたのは、今までのカメラマンというのは、決して画面にでる…

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CO2が犯人か?

今回は、地球温暖化の犯人とされるCO2について徹底的に捜査します。まずCO2が大気中にどれくらい存在しているのかというと、0.038%です。百万分比でいうと、380ppmとなります。きわめて少ないガスなのです。では、CO2が増えるとどのくらい気温が上がるのでしょうか。CO2が2倍に増えると気温が何度上がるか、という研究がいくつかあります。IPCCの報告では、2~4.5℃と見積もられています。研究者の間では、3℃くらいがコンセンサスとなっているようですが、近年イギリスの気候学者が、衛星で測定したデータをもとに分析し1.6℃という数値を発表しました。つまり、380ppmが760ppmになったら1.…

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パワーとバランス

最近、家の掃除をする際に重たい物を持ち上げるのが難しくなってきました。以前でしたら、軽々と持ち上げたものでも、「よいこらしょ」と掛け声かけて、ぎっくり腰にならないように足を踏ん張って・・・と自分自身の体力の低下を痛感しています。このことを私の尊敬する整体の先生に話すと、先生曰く:「足立さん、歳をとれば誰でもパワーはなくなってきますよ。それは致し方ないことです。」ときっぱり言われてしましました。さらに「パワー(体力)は歳に比例して、徐々になくなっていくけれど、バランスは歳をとってもなくならないから、今から身体のバランスを保つようにしておくことが大切です」と。そう言われれば、そのとおりですね。パワ…

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風力発電の羽根を止めるには・・・

発電には水力発電や火力発電、そして原子力発電などがありますが、大切なことはエネルギーに効率よく変換できるかどうかと、資源がどれだけあるかということです。そういう意味では、原子力発電がもっとも優れています。ただし今回の震災のことを考えると、1000年に一度の災害まで考慮に入れないと絶対に安全とは言えなくなりましたけど・・・・しかし、マスコミは、CO2を出さないクリーンエネルギーということで風力発電をよく取り上げます。1機1億円もする大きな風車が林立する光景は、近未来的ですらあります。最近聞いた話では、あんな大きな風車よりも、もっとコンパクトに風を捕まえられる効率のよい風車が開発されているそうです…

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きゅうり

最近、きゅうりのお漬物にはまっています。スーパーで売っているような、形のそろったおりこうちゃんのきゅうりでなく、地元の農家の方が作った曲がりきゅうりやドデカきゅうりなど、規格品外のものを野菜市場に行って買っています。私は種がはいった水っぽいきゅうりが好きで、なるだけサイズが大きいものを買うのですが、どのきゅうりも「種なし」なのです。たまに、種ありのもの?とおぼしきものはあるのですが、それとて、中心にちょっと種らしきものが見えるだけです。それから、きゅうりのヘタの濃い緑色の部分は、昔は渋くて食べられたモノではなかったのです。ですから、料理するときは必ず「アク抜き」をしました。でも、今はそんな「ア…

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