株式会社ファイブスターズ アカデミー

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5☆s 講師ブログ

会社の中で偉くても

Jリーグチェアマンの村井満のユニークな発想の原点は、かつて勤務していたリクルートにありました。彼はリクルートの本質を、「変化」であると断言します。あなたの会社の本質は何ですか?間違っても「変化」ではありませんよね。変化しているのは、会社を取り巻く環境の方です。環境が激変しているにも関わらず、伝統的なビジネスモデルを踏襲している企業はヤマほどあります。いや正確に言うと、社長が退任するまでの何年間かだけ、伝統的なビジネスモデルが維持できればそれでよいのです。そこには、10年後や20年後といった長期の視点は欠落しています。なぜなら、その時には「自分はもういない」からです。企業が変わらなければならない…

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楽しみ方

人には、自分なりの時間の過ごし方があります。 もし、あなたが秋の夜長(もう11月で初冬ですが…)を楽しむとしたら、 どのような時間の楽しみ方をしますか? こんな質問をしたところ、日経新聞では、以下のようなおもしろい回答が 寄せられていました。 -サスペンスやミステリー、サイコのマンガを読む(40代女性) >私としては、漫画でなくDVDを見たいところです。マンガを読むのに 慣れていないため、読み進むのにとても手間がかかるのです。 -ボウルにゼリーを作って一人で食べる(30代男性) >これは是非、やってみたいです。ゼリーにはことさらこだわりがあり、 とっておきの簡単…

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真ん中にMを置け

Jリーグチェアマンの村井満が、「PDCAの真ん中にMを置け」と主張しています。つまり、「PDCA」ではなく、「PD“M”CA」だと言うのです。PDCAは、どこの会社でも金科玉条の如く祭壇に祀られていますが、「真ん中にMを置く」とは一体どういうことでしょう?Mとは「ミス」のことだそうです。すなわち、最初からミスのないPDCAは大した成果をもたらさないということです。これはかなり意外な発想です。一般には、ミスを犯さないために綿密なP(計画)が立てられます。そして、D(実行)の最中も常にC(評価)を行って、A(改善)という微修正を繰り返します。すべては、ミスを最小限に抑えるためにPDCAを回すのです…

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昔の思い出

私の世代では、二人寄れば「就活」ならぬ「終活」のことが 否応なく話題となります。 しかしその前に、とにかくお迎えがくるまでは、自分のことは 自分でできるようにと願うばかりです。そのため認知症予防の 情報収集には、いきおい熱が入ります。 先日NHKのニュースで、大田原市の介護施設では認知症予防のために こんな取り組みをしていると放映されていました。 それは、「昔の生活道具に触れる」ことで、高齢者の認知症を 予防しようという取り組みです。つまり、昔の生活道具を見ることで、 自分が元気に生きていた時代を振り返り脳を刺激するというのです。 その道具というのは: つ…

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内的な死

男性の平均寿命は80.2歳、女性は86.6歳だそうです。その長い人生の中で、ピークというのは一体何歳頃なのでしょうか?判断力などの総合的な能力は、経験が豊富なほど有利なため、中高年の方が高いように思います。しかし、情熱とかエネルギーといったものは、若いときのそれには到底及びません。それからもう一つ、若いときにピークを迎えるのが、「感性」というものではないかと私は思うのです。長編の落語を聴いていて、ふとそんなことを考えました。怪談『真景累ヶ淵』。全編97章からなる超大作です。六代目三遊亭圓生の噺を、8話目の『聖天山』までYouTubeで聴きました。8時間以上かかりましたが、あっという間に引き込ま…

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職場の現状

研修業界では、4月の新人研修は定番研修であり、年間の売り上げに 大きく貢献する案件でもあります。 私たち研修講師は、ついこの間まで学生だった新人に対して、 「職場では『あーしなさい!』『こうしなさい!』」と厳しく 指導することになります。 しかし、言われたほうの新人にとっては、初めこそ「そうか!」と 言われた通りやってはみるものの、いざ職場配属されると、 研修で教わったこととは異なる「真実」を突き付けられることに なります。 先ごろ発表された「U-29サラリーマン川柳」をご存知ですか? まさに、新人研修で言われたことを忠実に実践している若手社員の 「やって…

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父を超える

以前、ブルーノートの70周年を記念して結成された、ザ・ブルーノート・セブンというグループのアルバムを聴いていた時、テナーサックス奏者がラヴィ・コルトレーンという人だということに気がつきました。もしかしたらと思ってライナーノーツを読んだら、案の定あのジャズの巨人ジョン・コルトレーンの息子。ところが、驚いたことに彼がサックスを手にしたのは、なんと二十歳を過ぎてからなのだそうです。何でも父親の『ソウル・トレーン』を聴いて感化されたのがきっかけとのこと。ということは、それまであの名アルバムを一度も聴いていなかったことになります。いくら早世したとはいえ、あれほど偉大な父親でさえ、息子にとっては大して存在…

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10年程前に亡くなった私の舅は、クラシック音楽が大好きで N響コンサートなど一人でよく聞きに行っていました。 また、ピアニストの中村紘子さんの大ファンでリサイタルには 欠かさず通っていました。 先日、久しぶりに中村紘子さんが出ている番組を見ました。 今年の夏に突然亡くなられたので、なんとも懐かしい思いで その番組を見ました。 小さいころから天才ピアニストと言われ、数々の賞を総なめに したという話は有名です。 また、ショパン、チャイコフスキー…などの国際コンクールの 審査員を務めるなど、その活躍は世界の知るところですね。 この番組の中で、中村女史はこんなエピ…

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笑顔細胞

脳の側頭葉に、笑顔にだけ反応する特殊な細胞があることを発見したのは、京都大学霊長類研究所の所長を務めた久保田競です。彼はそれを『笑顔細胞』と名付けました。なぜ、そんな細胞があるのでしょう?その謎を解き明かすためには、まずサルの話から始めなければなりません。大変不思議なことですが、サルは生まれて初めてヘビを見ても必ず逃げます。生まれて初めてクモを見ても必ず逃げます。変だと思いませんか?なぜなら、「ヘビは危険だ!」、「クモは危険だ!」と学習していないのですよ。それなのに、なぜそれらが危険な生き物だとわかるのでしょうか。実はサルの脳の中の、好き嫌いを決める「扁桃核」という神経核に、ヘビにだけ反応する…

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1年ほど前から「大人のぬりえ」をやっています。誰かに見せる わけでもなく、ただ淡々とページ一杯に広がる絵に色を塗っていく だけなのですが、これがとっても楽しいのです。 私が今、使っているぬりえは「森シリーズ」で、色々な森の様子が ファンタジックに描かれています。よく見ると、ところどころに 可愛らしい動物が見え隠れしていて、なんとも言えない雰囲気を 醸し出しています。 「やる」となったら凝り性の私ですので、色鉛筆はメーカーごとに 100色単位で取り揃え、最近では500色のものを購入しました。 「色ってこんなに種類があるのだ!」とびっくりするほど多種多様な 色合いを楽し…

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