株式会社ファイブスターズ アカデミー
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MBWA(マネジメント・バイ・ウォーキング・アラウンド)で部下の信頼を手に入れた赤井は、いよいよ問題の本質に切り込みます。 Linux事業を改革する新しいビジネスプランを描き上げると、それを持って社内の関係部署を回りました。 根回しというのは面倒な作業ではありますが、各部署のマネージャーと個別にミーティングして承認をもらっておけば、今後の協力が大いに期待できます。 ところが、ある部署の偉いサンから意外なことを言われます。 「このプランには、ブレイクスルーがないね」 確かに赤井のビジネスプランというのは、独創的な着想などとは無縁の、ごくごく当たり前のことを羅列したものにすぎませ…
『リーダーにカリスマ性はいらない』の著者の赤井誠は、転職してきた新任の本部長から電話で呼び出しを受けた時、強烈な違和感を覚えました。 なぜなら、日本HP(ヒューレット・パッカード)に入社以来、上司のデスクに呼びつけられたことが一度もなかったからです。 用事がある時は、上司の方から部下のデスクに出向くというのがこの会社のスタイルでした。 HPの共同創業者、ビル・ヒューレットとデビッド・パッカードは、「オープンで中立的なチーム」を実現するために、他にも様々なマネジメント手法を編み出しました。 例えば、アメリカでは個室を与えられるのがエグゼクティブのステイタスですが、そのドアを開け放つ「…
Tの懇願を受け、永栄は仕方なく経済部長の自宅に電話します。 するといきなり、「どういうつもりかね、仲間を週刊誌に売って。T君が泣いて電話してきたよ」と叱責されます。 事情がわからず戸惑う永栄に、「とにかく仲間を売るようなことは止めてくれ」と告げるや否や、電話は一方的に切れました。 すぐにTに電話して「何を言ったんだ」と尋ねても、「何かあったのか?お前から聞いたことを話して『心配いりません』と言っただけだ。お前には感謝している」という返事しか返ってきません。 「ごまかすな!泣いて『同期に売られた』と電話したそうじゃないか」と詰め寄っても、「嘘だ。そんなこと、絶対に…
毎週土曜日に全身メンテナンスのために整体に通っていますが、 そこの先生がとても分かりやすく「健康」の話をしてくれました。 それは… 体というのを一つの国だと考えると、自分の体は自分のもの。 つまり、自分は一国一城の主というわけです。 そうなると、一国の主として、国の民(細胞)を健康で豊かに するためには、隅々まで物品が行き届き、元気に活動できるように せねばなりません。 そのためには水路、陸路の交通網を整備し、交通整理をして、 渋滞を回避せねばなりません。それが全身に広がっている血管と いうことになります。 …
かつて、新聞は「社会の木鐸(ぼくたく)」と言われていました。 木鐸とは、昔の中国で法令などを市民に触れ歩く際に鳴らした大きな鈴のことで、新聞とは社会に対する警鐘であるとともに、進むべき道を示すものであるという意味なのだそうです。 かつて日本が太平洋戦争に突入していったとき、それを強力に推進したのは新聞の論調でした。 そういう意味では、進むべき方向に世論を誘導しているというのは、あながち間違いではありません。 問題はその方向が正しかったかどうかです。 しかし、新聞というのは自らがその責任を検証しない限り、誰からも責任を問われることがないため、過ちは何度も繰り返さ…
トリンプ・インターナショナル・ジャパンで、従業員に一切残業させることなく、19年連続増収増益という輝かしい記録を打ち立てた吉越浩一郎のことを、私はてっきりモーレツ・ビジネスマンだと思っていました。 18年8月のブログ『叱れない管理職(2)』で紹介しましたが、彼のビジネス書には「『いい人』は無能な上司の代名詞」といった厳しい言葉が並びます。 これだけ聞いたら、まさに「仕事の鬼」。 ところがその吉越が、現役をリタイアした後に『ほんとうは仕事よりも大切なこと』を著します。 そこで、典型的な仕事人間のはずの彼が、こう断言したのです。 「仕事はゲームである」 …
目利きとは: 器物・刀剣・書画などの真偽・良否について鑑定すること。 また、その能力があることや、その能力を備えた人。 人の才能・性格などを見分けることにもいう。 参考『デジタル大辞泉』 骨董が趣味の私は、町の中に散在する骨董店によく足を運び 「骨董の目利き」に励んでいますが、なかなか上手くいきません。 最近のテレビのお宝番組のおかげで、骨董ブームは高まりを みせています。そんな中、敵もさるもので、さも古美術のように 仕上げた骨董まがいが横行しています。 ウン十万で購入したものが、実は偽物で数千円のシロモノなんて こ…
シンガポールの動物園では、オラウータンが人に慣れていて 大の人気とか。私もテレビの「アニマルプラネット」がお気に入り ですので、オラウータンも動物というよりは、私たち人間の 親戚という感じがして、とても興味のある生き物です。 手先、指先の使い方、子供の扱い方など、隣家の子育て上手な おばさんのような親しみを感じます。 その動物園で長きにわたってオラウータンの飼育をしている係員の 話によると、「オラウータンとコミュニケーションを取るには 人間と同じように、毎日声掛けを欠かさないこと」だとか。 その積み重ねで、信頼関係が出来上が…
異常事態の報告が遅い部下には、どのような指導が有効なのでしょう。 アメリカ海軍史上No.1と賞賛された、ミサイル駆逐艦「ベンフォルド」の艦長マイケル・アブラショフも、そういう事態に直面したことがあります。 彼が艦長を勤めるミサイル駆逐艦「ベンフォルド」のソナーが故障した時、担当の士官は自分で修理できると甘く考えていました。 しかし、結局修理はうまくいかず、演習に向かう途中で報告を決心します。 この時すでに、発覚から2週間が経過していました。 艦長のマイケル・アブラショフは、報告者がたとえ答えを持っていなかったとしても、「検討している」と答えさ…
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