株式会社ファイブスターズ アカデミー
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明けましておめでとうございます。 とても難しい年が始まりました。 今年はまさに、「身構える」べき年です。 過去にオリンピックを開催した都市は、閉幕後は例外なく深刻な景気後退に見舞われています。 加えて日本の場合は、昨年の消費税率アップがボディーブローのように効いています。 働き方改革による労働時間の減少は、そのままサラリーマンの手取り額の減少に直結し、消費意欲の後退はあの悪夢のようなデフレの再来を予感させます。 案の定、昨年末に発表された10月の経済指標はすべてマイナス。 アベノミクスにおける唯一の成功と言える異次元の金融緩和にしても、日銀はなぜか完全にやる気を失くしています…
年を取るとモノ忘れがひどくなるのは、脳細胞が死滅していくからだとよく聞きます。 本当でしょうか? 実は、加齢と共に脳細胞が減るというのはまったくのデタラメで、20代と80代の脳細胞の数はほぼ同じです。 ただし、脳の働きというのは細胞の数ではなく、細胞間を繋ぐシナプスの働きに左右されることがわかっています。 しかし、このシナプスについても、加齢と共に働きが衰えるという報告はほとんどなく、むしろ柔軟性が増すという報告さえあるほどです。 では、モノ忘れがひどくなる本当の原因は何でしょうか? 結論から言うと、「思い込み」です。 「病は気から」と言いますが、「モノ忘れも気から」なの…
年を取ると、どうしてもモノ忘れがひどくなってしまいます。 モノ忘れを改善するいい方法はないものでしょうか。 いつも心理学に関する楽しい話題を提供してくれる妹尾武治の近著『使ってはいけないエセ心理学、使ってもいい心理学』の中に、モノ忘れを改善する方法がいくつか紹介されています。 最初は「輸血」です。 過去に実際に放送されたテレビ番組で、タレントに東大生の血を輸血して、頭が良くなるかどうか検証するという、実に乱暴な企画があったそうです。 もちろんタレントのIQが高まるはずもなく、放送終了後にはクレームの嵐となり大混乱に陥りました。 ところが、その放送からおよそ30年が経った頃、…
最近企業では、グローバリゼーションを合言葉に社員の英語教育に 熱心に取り組んでいます。 この流れは、今後の日本のビジネス界にとって、大変有用であると 思います。しかし、TOEICの点数を上げることが、 グローバリゼーションなのか、かなり疑問が残ります。 とある企業で、休憩時間に若手社員が一生懸命TOEICの 学習をしている姿を散見しました。つい、親心で「がんばれ!」と エールを送りたくなります。 しかし、海外の人たちの中で仕事をした経験がある私としては、 思うところがあります。 それは、語学はツールですので、何か国語でも上手に話せることは、 それ自体素晴ら…
脳トレは、本当に効果があるのでしょうか? 多くの人が抱く疑問です。 心理学者の妹尾武治の結論は「微妙」。 記憶課題や計算課題を繰り返し行うことで、はたしてその能力が高まるかどうかに関しては、肯定的なデータと否定的なデータの両方があり、混沌としているというのが現状だそうです。 だからと言って、「効果がある」と謳って商売するのは危険です。 アメリカで、脳トレは仕事や勉強の効率を向上させるとか、アルツハイマー病や認知症に効果があると宣伝して脳トレゲームを提供していた会社が、米連邦取引委員会から科学的根拠がないという理由で処分を受けました。 罰金額は、驚くなかれ日本円にして2億4千…
孫は、息子の子どもでも娘の子どもでも、またその孫が男の子でも女の子でも、みんな「かわいい」。 実は、それは大きな間違いです。 知らず知らずのうちに依怙贔屓しているのです。 断っておきますが、これは個人の感想ではありませんよ。 れっきとした遺伝子に関する研究論文です。 ちなみに依怙贔屓するのは、祖父ではなく祖母の方です。 なぜ祖母に関する研究かというと、一時期「おばあさん仮説」が流行ったときに発表された論文だからです。 「おばあさん仮説」とは、祖母がなぜ生きているかということを解き明かした画期的な説です。 一般に、動物界では子どもが一人前に育って、自分がもう子ども…
「ハンテリアン博物館」の収蔵品の中にある、実に奇妙な展示品とは、鶏のトサカに人間の歯を埋め込んだものです。 そうです。 ハンターは移植実験を行っていたのです。 ハンターのチャレンジは移植実験に留まらず、電気による蘇生術や人工受精、さらには腎臓結石や動脈瘤の除去手術といった、現代医学の先駆けといってもよいものばかり。 ハンターを突き動かしていたのは、人の命を救いたいという使命感などではなく、純粋に未知の分野を解き明かしたいという衝動でした。 時として、新しい時代を切り開く原動力は、崇高な志などではなく、狂気にも似た好奇心であったりするものです。 異端児ゆえに伝統や因習に捕らわ…
イギリス出身のアメリカ人作家ヒュー・ロフティングの代表作『ドリトル先生』は、動物の言葉を話せる獣医が世界中を旅する物語。 そのモデルとなった人物は、ロンドン郊外の広大な屋敷で、確かにドリトル先生同様多くの動物たちと暮らしていました。 しかし、彼にはもう一つ別の顔がありました。 それは、身の毛もよだつほど猟奇的な、解剖学者としての顔です。 生涯で解剖した遺体の数は数千体に及びますが、「切り裂き魔」と呼ばれた理由はそのことだけではありません。 遺体の中には、墓を掘り起こして手に入れたものが多数あったからです。 この男をモデルにした小説がもう一つあるのですが、その題名を聞くと男の…
私には、十年程前から見ている大好きなリアリティ番組があります。 題して「アメリカン アイドル」という勝ち抜きの歌番組です。 アメリカ全土から「我こそは」と思うツワモノが集まり、 度重なる審査をかいくぐり本選に臨み、審査員と視聴者の投票で グランプリを目指すという番組です。 この番組で秀逸なのは、候補者の歌はもちろんですが、アメリカの ショービジネスを代表する3人の審査員のコメントが素晴らしいのです。 各候補者が全身全霊をかけて歌い上げたステージに対するコメントは、 素人の私でも「なるほど!」と思わせるほど、鋭く的確なのですが、 それ以上に、歌手がその歌に込めている…
海上自衛隊の「人格教育」はわかりましたが、日常の指導はどのように行われているのでしょうか。 体育会系らしく、スパルタ式なのでしょうか。 自衛隊員が共有すべきヴィジョンや行動指針は、自衛隊法に定める「服務の宣誓」に明記されています。 「私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し」から始まり、途中「事に臨んでは危険を顧みず」という文言を挟み、最後は「もって国民の負託にこたえることを誓います」で締めくくられています。 いかにも自衛隊らしい、実に勇ましい内容ですよね。 ところが、この宣誓の中に、軍事組織としては少し違和感のある文言が入っています。 それは、「人格を尊重し」と…
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