株式会社ファイブスターズ アカデミー
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新しい年に入りまして、今日でちょうど1か月となりました。 本日、ファイブスターズ アカデミーは、赤坂のニューオフィスに 移転し、「ファイブ元年」と称して、新たなスタートを切ることに なりました。 このコロナ禍の最中にわざわざ引っ越し?と思われるかもしれませんが、 「志のあるところに道が開ける」のことわざどおり、引っ越しを 決心してから、僅か3か月という早業で成し遂げることができました。 ご存知の通り、研修業界も大きく様変わりし、現在ではオンライン研修が 主流となっております。私どもとしても、オンラインの配信環境を 強化するべく、引っ越しを決意した次第です。 …
恐山菩提寺院代の南直哉(じきさい)は、「置かれた場所で咲きなさい」という言葉を初めて聞いた時、思わず笑ってしまったと言います。 置かれた場所が自分の望んだ場所ならともかく、誰かに一方的に置かれた場所であっても、ただそこで咲けばいいという論理には到底納得できなかったからです。 「たまたま置かれた場所」が理不尽なものであったとしても、それを運命として受け入れ、我慢して自己実現に努力せよという考え方は差別的であるとさえ南は言います。 彼によれば、仏教では置かれた場所や状況は一時的なものと考えるそうです。 だから、嫌なら別の場所を探してもいいし、もう少しその場所に居続けてもいい。 それは…
「思い込み」でもいいからアイデンティティを持つべきだと言っても、周囲の人にとっては迷惑なだけのアイデンティティだってありますよね。 正確に言うと、それはアイデンティティではなくて「独りよがり」です。 では、独りよがりから脱却し、ちゃんとしたアイデンティティを持つにはどうしたらいいのでしょう。 もう一度、脳科学者の池谷裕二の知見に耳を傾けてみることにしましょう。 アメリカの心理学者アール・ハントは、ヒトの知能を大きく「言語系」と「空間系」の2つに分けました。 後者は所謂「空間認知能力」のことで、IQのテストに空間物体の問題が含まれているのはこうした理由からです。 皆さんも脳トレな…
脳科学者の池谷裕二は、娘が産まれたのを機に、その発達過程を科学者の視点で観察することにしました。 通常、赤ちゃんは生後1歳半くらいで、自分という存在を認識できるようになります。 でも、一口に「自分を認識する」と言っても、事はそう簡単ではありません。 心理学では「鏡像認知」といって、鏡に映った姿は自分であると正しく認識できるかどうかが基準になります。 意外なことに、これがちゃんとできる動物はそれほど多くいません。 イヌやサルは、鏡に映った自分の姿を他人だと思って攻撃しようとします。 でも、鏡に映っている姿が自分のものだと正しく認識できているかどうかなんて、一体どうやって判定す…
国債の大量発行による深刻な副作用とは「ハイパーインフレ」です。 だから、インフレの可能性が高い時には、大量の国債を発行してはいけないのです。 今、財務省が陰で盛んに暗躍しているのは、これを恐れてのことなのです。 でも、現在の経済状態の中で、ハイパーインフレが起きる可能性は一体どのくらいあるのでしょう。 昨年11月の消費者物価指数の速報値はなんと▲0.9%。 インフレどころか深刻なデフレが進行しています。 私見ですが、この状況でハイパーインフレを心配することは、近い将来に地球が真っ二つに割れることを心配するに等しい行為でしょう。 しかも地球が割れるのを防ぐことはできませんが…
コロナの第3波が到来すると、科学的根拠がはっきりしないにも関わらず、マスメディアは一斉に「GoToトラベル元凶説」の大合唱。 それに押されて政府が一旦停止を決定すると、今度は掌を返したように「旅行関係者の悲鳴」を特集します。 彼らは一体何が言いたいのでしょうか? ただ単に誰かへの不満をぶちまけたいだけのように見えます。 他に伝えるべきことはなかったのでしょうか? 私が疑問に思ったのは、日本の感染者数は欧米に比べて桁違いに少ないのに、なぜ医療崩壊に直面しているのかということです。 しかも、人口1,000人当たりの病床数は、OECD加盟国の平均が4.7に対し日本は13.1。…
「鮮度保持剤」の開発のためにマグロ漁船に乗船した齊藤は、漁師のコミュニケーションの取り方についても、自分の職場との違いを思い知らされます。 中でも印象的だったのが、漁師の「叱り方」でした。 マグロ漁の延縄には、時々サメが掛かります。 サメは非常に獰猛なので、すぐにナタで頭を半分くらい落とさなければなりません。 なぜ全部落とさないかというと、胴体と切り離された頭だけでも噛みつくほど生命力があるので、頭が甲板上をゴロゴロ転がる方が危ないからです。 ある日、水揚げ作業中に「おわぁ!」という大きな叫び声が上がりました。 声の方向に目をやると、マグロの内臓を捌く作業に当たっていた若い…
齊藤正明はバイオ系企業の研究所で、冷蔵マグロの「鮮度保持剤」の開発を担当するサラリーマンでした。 現在はマグロの冷凍技術が進歩したため、冷蔵ものと比べてもほとんど遜色はなくなりましたが、かつては雲泥の差があったそうです。 片道9日間もかけて遥々赤道直下まで出掛けて行くマグロ漁船にしてみれば、30日間という冷蔵保存の限界が少しでも伸びれてくれれば、その分長く漁場に留まることができます。 しかし、鮮度保持剤の開発はなかなか進まず、暗中模索の日々が続いていました。 ある日の研究報告会議の席上、突然上司から齊藤に命令が下ります。 「マグロの全てを知るために、一度マグロ漁船に乗ってこい…
準備万端な態勢で臨んだのに、当日の異様な雰囲気に飲まれてしまい、緊張して「あがる」ことがあります。 この時、多くの人が間違った対処法をとっています。 それは、「大丈夫!大丈夫!」とか、「落ち着け!落ち着け!」と心に念じることです。 いくら念じたところで、それでパニックが治まった試しはありません。 この対処法は「回避的コントロール」と言って、有効なのはあくまで予防的段階までです。 つまり、「なんだかパニクりそうだな」と感じた時点なら有効ということです。 でも、一度パニックが始まってしまうと、もうダメです。 人は、シロクマを忘れようとするとすればするほど、シロクマを思い出して…
テレビでお馴染みの心理学者植木理恵は、1987年にアメリカで行われた「シロクマ実験」に最初に注目した研究者のひとりです。 まずは、シロクマ実験についてご説明しましょう。 被験者をA、B、Cの3つのグループに分けた後、とりあえずシロクマの1日を記録した50分のビデオを観てもらいます。 なぜシロクマかというと、心理学的に見てシロクマは何かの象徴ということがなく、いわゆるイメージが固定されていない動物だからだそうです。 ビデオを観終わると、それぞれのグループはこのように告げられます。 A「シロクマのことを覚えておけ」 B「シロクマのことは考えても考えなくてもお好きなように」 C…
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