株式会社ファイブスターズ アカデミー
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国の借金が増えているという問題を、世代間の問題として捉えている評論家もいます。すなわち、借金がかさむと、その利払いで苦しむのは税金を負担している現役世代の人たちだという論理です。この指摘のどこがまちがいかはもうお分かりですね。そうです。富が移転するのは、現役世代から老年世代に対してではありません。国債を持っていない人から国債を持っている人に対してです。例え老年世代が、国債で運用されている預貯金をたくさん持っていたとしても、亡くなってしまえばその資産は現役世代に相続されます。結局、相続という形で資産は日本国内に留まるわけです。ただ唯一問題となるとすれば、次のようなケースのときです。日本の老人たち…
テレビゲームが全盛期の今、あえて、中年のお父さんをターゲットに懐かしいおもちゃの紹介が今朝のNHKテレビのニュースでやっていました。なんとあの「野球版ゲーム」のピッチャーの動きがリアルになり、球種も様々で、なんと、かなり進化したものになっていました。お父さんとしては懐かしい思いを抱きながら子供と楽しめると言う一石二鳥のものになっていました。また、チョロQも組み立て式になっていたり、バトルができるようになっていたりとこれまたかなりの進化をした形での再登場でした。こうやってみると、進化していないのは「自分だけ?」とちょっとあせりを感じました。やっぱり、「自己進化(セルフイノベーション」の時代ですね…
研修では人間の表情から相手の気持ちがどんなか?についてお話しすることがあります。つまり、表情やしぐさといった非言語表現と言うことなのですが…でも、「世の中ここまでIT技術が進んでいるのか!」と思わざるをえない技術について先日新聞にかいてありました。つまり、来店されたけれど、何も買わなかったお客様の年代と性別をPOSシステムで収集できなかった情報を顔認識技術により瞬時に判別すると言うものです。精度は性別判定で9割、年代判定で7割とのこと。まったくもって、恐ろしいことです。なぜって、知らないうちに他人に自分の年齢が分かってしまうのですから…特に年代については、お客様の顔の輪郭やしわ、たるみから年代…
前々回のブログで、日本国債の保有者は国内の機関投資家がほとんどであるという話をしました。では、もし国債の保有者が外国の投資家だったらどうなるのでしょうか。増税により国内から吸い上げた富は、すべて外国に流出することになります。ロシアやアルゼンチンの例はまさにこれです。一軒の家に例えると、隣の家から借金していたわけです。たしかにこの場合は問題です。ところが日本の場合は、一軒の家の中に貸主と借主がいたわけです。いわば、夫が妻から借金していたようなものです。だから私は問題ではないといったのです。(ただ、人によっては、妻から借りる方がよほど問題だという人もいます)では、外国から借りた借金が返せなければ国…
最近、ブームになっているものとして太鼓が取りざたされていますが実はこの私、相当前から和太鼓パフォーマンス「鼓童」の大ファンなのです。大きな太鼓に筋骨隆々とした「しめ込み」一つで立ち向かうその姿にほれぼれしています。そして単調でありながら、なにか心に問いかけてくる太鼓の深い響きが気に入っています。そうしましたらフィットネスクラブでも、今女性に人気ということで「和太鼓」をプログラムに取り入れているところが出て来ているとテレビのニュースでやっていました。先日、町内会の秋祭りで太鼓のパフォーマンスがありましたので、買い物がてらちょっとのぞいてみましたら、若い男女が汗をたらしながら和太鼓を打っていました…
女性として化粧品に関して特別の思い入れがあるものです。しかし、化粧品会社から出てくる商品は数知れず、それも似たり寄ったり…と、なりますと何をもってして化粧品選びをするのか?ということになります。各社の化粧品はどれもすばらしく、全部使ったらそれこそ、クレオパトラのような素敵な女性になれそうな気になるほどです。こういった競合激化のなかで「アルビオン」という化粧品会社が業界最高水準の収益力を誇っているという記事が先日の日経流通新聞に載っていました。アルビオンと言う会社一般的にはあまり聞きなれない会社ですが、根強い愛用者のいる化粧品会社であるということを私は以前聞いたことがあります。この記事によります…
まず、借金は何に使われたのでしょうか。もちろん最大のものは公共事業です。では、その公共事業で誰が潤ったのでしょうか。たしかに建設業者も潤いましたが、このブログで学んだように乗数効果というものがあり、結構広範囲の人々に恩恵は行き渡っているのです。うそではありません。その証拠に、国内の個人金融資産残高は総額1400兆円にも上ります。これは世界に例を見ない数字ですし、人類史上最高の金額です。分かりやすく言うと、国が借金をして様々な事業を刺激し、その結果様々な産業が栄えたおかげで私たちの収入は増え、預貯金などの資産を持てたということです。なんと、国の借金のおかげでボロ儲けしていたのは、私たちに他ならな…
南米の巨大蛇であるアナコンダは有名ですが、私は映画でしか見たことがありません。先日ナイジェル・マーベンという動物学者は体調10メートルの巨大アナコンダを求めてベネズエラの池を素足で歩きながら、探していくというドキュメンタリー番組をみました。グリーンアナコンダはベネズエラ、また、イエローアナコンダはブラジルが生息地とのこと。どちらも水辺に生息するために水草の上から歩いていかねば、アナコンダを見つけることができないそうです。マーベンは素足で歩いて足の裏でアナコンダの肌の感触を得るのが楽しいと言っていましたが、蛇が大嫌いな私としては、もう、このあたりの映像は見るに耐えないものがありました。しかし、こ…
メデイアの論調では、日本国の財政赤字は800兆円以上にまで膨らみ、このままでは日本国が破綻する恐れさえあるといいます。これは大変なことです。しかし、本当にそれほどの大問題なのでしょうか?私は、たいした問題ではないと思っています。なぜかということをこれからお話ししましょう。まず、こんな風に仮定してみますね。将来、この借金を一度に返済するため、増税という道を選んだとしましょう。日本に住む私たちから広く薄く(あるいは厚く)、お金が集められます。つまり、日本の富が吸い上げられて、誰かの手に渡るのです。それは誰かというと、日本国債の保有者です。では、国債の保有者とは一体誰なのでしょうか?国が破綻するほど…
地盤沈下が激しい地方にあって、今最高に脚光を浴びているのは宮崎県です。日本の政治家で、東国原知事ほどメディアに露出する回数が多い人は初めてでしょう。彼の精力的なPR活動のおかけで、宮崎県の観光産業や農業等は活況を呈しています。「うちの知事もあれくらいメディアに出てくれれば・・・」と思っている地方の方々も多いことでしょう。しかし、この考えは正しいのでしょうか。もし全国の県知事がみんな有名人で、積極的にメディアに登場して観光をPRしたとしたら、はたして地方の景気はよくなるのでしょうか。そう思っている人はひとりもいないはずです。当然のことながら、日本の観光人口には上限があります。つまり、観光という産…
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