株式会社ファイブスターズ アカデミー
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水野和夫氏の「人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか」(日本経済新聞出版社)の中に大変興味深いデータが載っていました。日本のように経常収支が黒字の国はおしなべて低成長だということです。具体的にはスイス、ドイツ、オランダなどです。一方、アメリカ、スペイン、ニュージーランド、オーストラリア、英国などの経常収支が赤字の国は成長率が高いのです。赤字ということは、他国から製品をどんどん輸入してでも消費したいということです。人々の消費意欲が旺盛なので、たぶん国内で製造された製品もバンバン売れているのでしょう。ということは、企業も新工場を建てたりと、設備投資意欲が旺盛のはずです。このように、消費や設備投…
先日のテレビ報道で、日本では30歳以上の人の引きこもりが数十万人に及ぶとありました。番組で取り上げていた引きこもりの女性は36歳で、家から出ることも働くことも出来ないこの娘を70歳近くの母親が夕方からスナックで午前2時まで働くことで面倒を見ているということでした。この状況だけをみて「どうのこうの」と批判をするべきでないと思います。が、私が心動かされたのはこの年老いた母親が「親というのは結局は自分の子供を捨てられない。出来ないことではあるけれど自分の子供が死ぬまで親は面倒を見てやりたいと思うものだ。」という一言でした。どんな子供であれ、子供の幸せを願わない親はいないはずです。でも、最近の若い母親…
現在、医療費問題で取りざたされている「後期高齢者」という言葉ですが、これは高齢者の方に対して大変失礼な呼び方のような気がします。私が75歳以上になったときに「後期高齢者」と呼ばれて気持ちがいいとは決して思えません。私たちは予算を組むときに上期、下期と分けますが、お年寄りに対してお役所が血も涙もなくビジネスライクに対応しているような、そんな感じがぬぐえません。後期高齢者があるなら前期高齢者は何歳からなのかしら?と思わざるを得ませんし、そのうち、第一四半期高齢者、第二四半期高齢者なんて呼び方も出てきそうで・・・こうなるとそこには、長年、日本を支えてきてくださった先輩方への「感謝や尊敬の念」がまった…
私はFOX TVのアメリカの人気番組「アメリカン アイドル」をよく見ています。アメリカ全国からの5万人の応募から32人を選び、さらに三人審査員の批評を基に視聴者からの投票によって12人へと絞り込み、最後には優勝者一人を選びプロデビューをさせるというものです。言わばアメリカ版素人勝ち抜きのど自慢大会というものです。2002年からスタートして昨年はアメリカで一番の人気番組となったのです。毎週の勝ち抜き者が決まる劇的な瞬間が大変スリリングで一度見ると「中毒」になるほどです。優勝すればプロデビューが叶えられるということですから、出演者は真剣そのものですし、また、審査員の批評に対しても一喜一憂するのです…
一昨日のMJ紙の「離れても続く客との絆」というテーマの記事にひどく納得しました。と、言うのは:人気を博していたあるそば屋が事情があって、店を閉めたのだが、一年後、以前の場所より50キロも離れた場所に新しく店を開いたにも係わらず以前のお客が毎日続々とやってくるという。そばは確かにこだわりのそばでおいしい。しかし、時間と労力とお金をかけてまで元お客が通ってくるのはなぜか?考えられることはこの店主、以前からお客との人間関係づくりを意識してやってきたということ。つまり、初来店のお客には礼状を出す。時折、手紙で近況を伝えるなど、手間ヒマかけてお客との関係づくりをしてきた。 …
昨日の椿講師の「振動エネルギー」というブログに速水浩平さんという人のことが書かれていました。IQが高いだけでなく柔軟な発想(EQ)も大切だという結論でしたが実は、最近とみに「やっぱり、物事バランスが重要だ」と感じるのです。「働くこと」は生きるために大切ですが、「働きすぎ」はやはり肉体的にも精神的にも弊害がでてきます。「運動」は体にいいのですが、身の程考えずに「運動しすぎ」というのも体に負荷がかかり、あちこち痛みます。「食べる」ことは楽しいしおいしいし体力がつきますが、でも「食べすぎ」はメタボリック・・・この話題はよしましょう。「派手な衣装」を着ることも存在をアピールしますが、そればかりだと「場…
講師になって20年ほどが経ちます。4年前に独立して研修会社を起こし、なれない社長業もやりながら講師も、といった「二足の草鞋」で順調に来ています。研修会社をやって気づいたことは、「講師」には誰も「本音」を言わないということです。今までは「講師業」一本でしたらから「周りから言われることが本当のこと」と思っていたのですが、研修会社をやってみると、それは「違う!」と言うことです。エージェントである研修会社には「依頼主」というお客様と「講師」というお客様と、お客様が二層になっているのです。ですから研修を受注して担当講師を派遣する場合、ファイブの場合は「選りすぐりの講師」を事前打合せをしっかりやって自信を…
巷ではゴールデンウィークに突入していますが、皆様の予定はどのようになっていますか?平日とあわせて大型連休している方も多いかと思います。周りの人からは「久しぶりにふるさとへ帰って親戚と……」と聞きます。しかし、私の場合、このせりふは当てはまりません。なぜなら、私は今の町で生まれ育っていますし、また夫も同様です。つまり、二人とも「毎日がふるさとの生活」なのです。夫の実家といえば歩いて2秒、実は二世帯住宅なものですから、一階に下りればそこは「夫の実家」です。私の実家は歩いて20分ほどのところにありますが、両親がいない今、姉一家が住んでいますので実家とはいいがたいのです。と、こうなると連休に「お里がえ…
週刊文春の今週号に今話題の経済評論家「勝間和代さん」が「自立した女」の条件として次の三つを挙げています:①年収600万以上あること②自慢できるパートナーがいること③年を取るほどに素敵になっていくこと注:②は年収が1000万以上あり、互いに影響を与え合い、 成長し合える関係になれる相手であること。ということなのですが、私としては少し反論があります。①と③は自分が努力すれば何とか達成できますが、②に関しては相手のことなのでこれは思い通りには行きません。また、年収に関しても若くして結婚するのであればその時点で1000万以上というのはどこかの御曹司か悪いことでもしなければ、到底手に出来る年収ではない…
経常収支黒字とは、簡単に言うと貿易黒字ということです。つまり、商品を海外で売りまくって儲けたということです。これだけ聞くと「いいこと」のように思いますが、実は国内で売れないから海外で売っているという側面もあるのです。もし、国内で商品がバンバン売れていたらどうなるでしょう。まず、人々は消費に遣うお金が多くなるので、貯蓄にはそれほど回せません。一方、企業にとっては、商品がバンバン売れるので新たに工場を建てようとします。つまり、設備投資の資金ニーズが生まれます。こうなると、「貯蓄超過」などという事態は起こりようもないはずです。おわかりいただけましたでしょうか?「貯蓄超過」によるISバランスの崩れとい…
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