株式会社ファイブスターズ アカデミー
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それでは、日銀総裁としては一体だれが相応しかったのでしょうか?最近の日銀の審議委員の中で、もっとも見識が高かったのはまちがいなく中原伸之氏でしょう。彼の提案は、いつもいつも反対多数で否決されていました。しかし、その3カ月後、6カ月後には、ほとんどすべて可決に変わっていたのです。これは、彼に先見の明があったというより、むしろ他の委員の不明を指摘するべきでしょう。私はいつも、『正しいか正しくないかは歴史が判定をくだす』と言ってきましたが、3カ月や6カ月は歴史とは言いません。ただ単に、他の委員の見識が低すぎただけです。中原氏の著書をみても、時折植田和男氏が賛成票を投じるだけで、あとはほとんど孤立無援…
先ごろ行われた陸上競技大会リーボック・グランプリで男子100メートルに世界新が出たことはすでに、お聞き及びと思います。ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が世界新の9秒72で圧勝した写真が新聞の一面を飾っていました。実は私、こう見えても陸上競技のうち、特に男子100メートルにはかなりこだわりがあります。始まりは…今を去ること20数年前、当時の陸上のプリンス「カール・ルイス」のしなやかでありながら力強い走る姿にすっかり魅了されて以来、100メートル走の「追っかけ」をしております。何がそんなに?と言われると困るのですが、たかだか10秒以内で自分の全身の筋肉をフルに稼動させ最高のパワーを放出する極限の「人…
今朝テレビで「身近なアイデア製品」ということでまな板を取り上げていました。単なるまな板なのですがこれが4枚セットになっていて、それぞれ色が付いていて色分けできるようになっているのです。たとえば緑色は野菜、赤は肉、青は魚、そして白はその他・・・という具合に、使い分けができるようになっていて、その便利さに今現在人気商品となっているとのことです。私などはまな板は白でなくちゃ!という「思い込み」がありましたので、まな板に様々な色をつけて使い勝手をよくするという発想はまったくありませんでした。我ながら自分の「頭の硬さ」に気づかされました。しかし、たかが「色分け」されど「色分け」で、色を変えるという作業は…
ラインハート・クラウスというドイツ人報道カメラマンの行動を追跡したドキュメンタリー番組「ShootingunderFire」を見ました。できるだけ早く紛争国の現場に飛び、検問突破を試みながらいち早く現場に乗り込むという彼の行動を見ていて、24時間態勢で対応する報道カメラマンの姿に心締め付けられました。(このときはパレスティナでの自爆テロ現場でした。)番組途中で流れた彼の言葉には:写真を撮るのは簡単だ。でもその背景を伝えるのは難しい。なぜなら真実は常に闇の中にあるから。というものでした。何気なく目にする「衝撃的な写真」を見るだけにとどまらず、その映像の裏にある見えない「事実」をも読み取る『心の目…
一昨日の午後、私の住む町で買い物をしたついでに、とある洋品店に入りました。小洒落た洋服がある小さなお店でしたが、以前から顔見知りの販売員の女性は定年退職とかで、新しい中年女性がお店にいました。私としては「ウィンドウショッピング」のつもりでしたので、販売員の人に付きまとわれることなく気軽に見ていられました。が、欲しいものが数点見つかったのでレジへ持って行き領収書をお願いしました。その後がてーへんなことになったのです。たかだか、3、4点の小物ですが、レジを打ち直すこと30分、さらに領収書を書くのに10分、都合40分かかってやっとそのお店から開放されました。たかがレジ打ちにこんなに時間がかかるとは!…
熱血と言う言葉を聞いて、すぐに思い出すのはあの元テニスプレーヤーの松岡修造さんでしょう。彼が今月号のPHPで「真の『ラク』は一所懸命の先にある」と書いていますが、その中で、「なるほど」と思ったのは、彼はいつも「WHY」でなく「HOW」を考えると言う部分です。人生、成功より失敗が多いもの。その中で「なぜ失敗するのだろう?」と考えるより「どうしたら成功するのだろう?」と考えを切り換えるというのです。これは、私も常に心がけている「プラス転換」と同じだと思います。私たち失敗したのなら、一つ反省、一つ工夫して前進するしかないのですから。紙面を通して伝わる松岡修造さんの「熱血メッセージは、すごい!」と思い…
今回の日銀総裁の人事については、ずいぶんと政治的な駆け引きがありました。その中で、私が問題視していることが2点あります。まず、政党があまりに関与しすぎたため、日銀の独立性が大きく揺らいだということです。法律上、日銀は政治から独立した判断ができるよう保障されています。とは言っても、現実問題はいろいろな軋轢があるのは事実です。しかし、今回の人事問題はあまりに露骨でした。もし、今後民主党が政権をとった場合に、日銀が自主的な政策判断が可能なのか、とても心配させられる出来事でした。次に問題なのは、関わった政治家があまりに経済に無知だったということです。国会で、候補者の所信に関して議員が質問していましたが…
動物番組で犬の感情についてやっていました。私自身、人間相手の仕事をしていますので、感情には大いに関心がありますが、犬とはいえ、やはり一番人間に親しい生き物ですので、当然、興味が湧くというものです。正直面白かったですし、またまた考えさせられました。つまり、犬も「生きがい」を失ったときにはストレスを感じ、不審な挙動をとることがあるとか。また、役割を訓練された救助犬などはさらに興味深いことに、出動して「生存者」を見つけられなかったときや、救出されてもすでにその人が死亡している場合には、自分の役割が遂行ができなかったことに対する喪失感でかなりの「落ち込み症状」の行動が出てくるということでした。そこで、…
現在、留学先から帰宅している娘は体調を整えるためとダイエットを兼ねてスポーツジムに通っています。スポーツジムだけでは飽き足らず、今は私が通っている「整体の先生」のところへも骨の調整に毎週行っているのですが・・・彼女はそこでの院長先生とのやり取りに大いに触発されているのです。例えば:・自分の体は自分の「作品」ですからね。大切にかわいがってください。・毎日体重のグラフをつけて、過去の自分と比べてください。・骨を調整すると体への負荷がなくなり、筋肉が効率よくついて 消費エネルギーが増えていきますよ。などなど、体の基本について、行く度に本当に分かりやすくワンポイントレッスンをしてくださるのです。これっ…
20世紀の大きな海難事故のひとつと言われている「スカンジナビアン スター号」の火災事故ですが、先日、その検証番組を見ました。映し出されたのは、豪華に作られた船内、家族連れで楽しそうに乗り込む乗客の様子。ところが夜中に火事が発生し、予想外に火の回りが速かったために死亡者158人という海難事故の歴史にその名を連ねることになってしまったのですが・・・乗客としては間違いなくしっかりと造船されているものと思って乗り込むわけですが何かの事故が発生して、それが大災害になるというときは、どこかに大きな事故につながる「落とし穴」があるのだとわかりました。つまり、誰も宿泊していないフロアーの火の気のないところでの…
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