株式会社ファイブスターズ アカデミー

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足立 好穂

桜餅

桜の季節には必ず「桜餅」が出回ります。和菓子屋さんも色とりどりに春の賑わいにつられて大忙しです。事務所の社員が新人研修の準備で疲れているようなときには、事務所の近くにある有名な和菓子屋さんに足を運び、彩り鮮やかな「和菓子」をおやつに買ってきては皆でお三時に一服することがあります。以前和菓子屋さんの商品はどのように作るのかを聞いたことがあります。あれだけの沢山のきれいな和菓子ですが「干菓子」は機械で型抜きするものの、生菓子はすべて手作りで菓子職人が早朝から一つ一つ作るそうです。そう聞くとなると目の前の桜餅を一口で…というわけには行きません。少しずつ味わっていただかねばですね。

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ゆりかごから

以前は「ゆりかごから墓場まで」という言い方をよく聞きました。私も団塊の世代ですので、生まれたときからすでに「死ぬまで生存競争だ!」と、嫌というほど聞かされて育ってきました。しかし、最近では「ゆりかごからゆりかごまで」と言われるようになり、自分たちが死んで終わりでなく、その後に生まれてくる世代にも配慮する言葉に変わってきました。つまり、人類の存続を意識するようになったということです。これは地球環境をこれ以上悪化させないという「危機感」の表れではないかと思います。そして実際に、環境技術の発達により世界規模で色々な工夫がされつつあることに驚かされます。一例として、飛行機のエアバスには使用後はすべて土…

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大変なこと

講師になって20年ほど経ちます。考えてみれば今年が平成20年。と、言うことは平成とともに、私は講師生活を刻んできたのだと実感します。周りからはよく「働いていて大変ね」とか「年寄りと家族の面倒を見ながら働くのは大変ね。」と「大変、大変」と言われることが多いのですが、実は私自身は、主婦・母・妻をやりながら「働くこと」を周りが思うほど「大変」とは思っていないのです。朝、4時に起きたり、夜10過ぎに帰宅したりすることがたまにありますし、精神的にも「気を使う」種類の研修もありますので、肉体的に負荷がかかることもありますが、それとて、それほどではありません。それではなぜ、女性が主婦・母・妻そして働く女性と…

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第二次商品

専門に扱っている商品を「一次商品」と言うならば、それだけに頼っているのではなく、その商品に付随してお客様が望むものを提供するとき、それは「第二次商品」ということになります。お客様の要望が多様化する中で、この第二次商品をどこまで提供できるかが、売り上げの数字に影響するのだということが、新聞に書いてありました。実はそのとおりだと思うことがあります。私は仕事柄、洋服は自己主張する手段と捉えていますので、結構こだわりがあります。ですから、専属でお世話になっているファッション コーディネイターがいるのですが、この男性は「私に似合う洋服を選んでくれる」ということもさることながら、私の体に合わせて、選んだ既…

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いよいよ

ついに、4月に突入です。研修業界では、4月というのは特別月です。業界によって、強化する月というのがあると思いますが、研修業界の場合はご存知のとおり4月1日に入社式がはじまり、2日から大体2週間ほどの間に各企業の新人研修が集中するということになります。また、企業によっては技術研修も含めて2ヶ月~半年と長期間に渡るところもあります。新たに学生から社会人になる新人に対して、先日の日経新聞「プラス1」に「新人さんここに気を付けて」という上司や同僚からの指摘事項が書かれていました。第一位:あいさつがきちんとできない第二位:メモを取らずに同じことを何度も聞く第三位:敬語が使えない第四位:雑用を率先してやろ…

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櫻と雪

先日までの温かさはどこへやら…土曜日は三浦半島の先端の横須賀まで行ってきました。そこでは、櫻が既にこぼれ落ちんばかりに満開の花をつけていました。タクシーの運転手さんが「朝日に照りだされる櫻もよし、昼に太陽を全身に受けて風にそよぐ姿もよし、そしてスポットライトに照らされ、櫻吹雪をみるもよしで、一日三回楽しめる!」とこの時期の櫻の楽しみ方をお話してくださいました。しかし、その日とはうって変わった今日の冬のような寒さ。そういえば、下の娘が丁度小学校へ入学する日、何年か前の4月1日は満開の桜に雪が積もった入学式だったことを思い出します。母親らしく地味なスーツに身を包み、しかし足元は?と言えば長靴を履い…

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幾米

絵本作家の幾米氏をご存知ですか?台湾の方で、最近特に、注目されている作家です。繊細で心温まる言葉で描かれる作品は、都会で暮らす人たちのための癒しの絵本と言われています。以前からその独特な画風に、どんな人なのか大変興味を持っていましたところ、先日、テレビでこの人の特集をしていました。待ってましたとばかりに、番組に見入ってしまいました。「君の居る場所」という作品は好評につき、映画化されてアメリカでも上映されたのですが、彼の作品は現実と魔法が入り混じり、なんとも不思議な世界を垣間見ることができます。彼自身は36歳のときに「白血病」を患い、「死」と直面するという大変な時期がありましたが、その間も絵本を…

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丸坊主

今年の2月で、今通っている歯科医院は6年目に突入しました。私の歯の全てを、本当に愛してくださっている院長先生、息子さんの若先生。どちらもすばらしい「プロ以上のプロ」として尊敬しています。毎週土曜日には中目黒のこちらの歯科医院で治療をしていますが、本当に歯根の先の先まできれいに治療してくださいますので、全てお任せです。今日、医院に行きますと何と若先生が「くりくり坊主」にしているではありませんか!もともとは大変美形の先生ですのでどのような髪型にされても似合うには似合いますが、それにしても突然の丸坊主ですから、こちらもびっくりです。「失恋でもされたのかな?」なんてちょっと、勘ぐってみましたが、その予…

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70歳

先日、86歳の瀬戸内寂聴さんが「源氏物語」の現代語訳に挑んだのは70歳のときだったとの新聞記事を読みました。1000年ほど前に書かれた日本を代表する古書の現代語訳に、なぜ70歳の時に取り掛かろうとしたのか?誰でもが疑問に思うところです。寂聴さんの言によると・・・今から15、6年ほど前、教育の充実や経済の成長を足がかりに世界でトップレベルを保っていた日本の国力が、あっという間に先進諸国の中で下位に落ちて、政治も経済も弱く、日本へのバッシングが目立ってきたこの時期に何か日本は急激に自信と力を失い始めたと寂聴さんは感じたそうです。そこで、そういった時期だからこそ、世界に誇れるすばらしい「日本文学」が…

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ビジネスパーソンための至言集

漫画家の弘兼憲史さんは、ご自身が家電メーカーにお勤めをした後、入社して3年目で漫画を描く特技を生かして「漫画家」に転進したという変わった経歴の方です。その弘兼さんがビジネスパーソンに贈る言葉をいくつか新聞に書いていらっしゃいました。その中で:・学生時代は自分と気の合う仲間とだけ付き合っていればよかったのですが、 社会に出ると、自分の苦手なタイプの人間とも仕事をしなければならない。 そこは覚悟を決めないといけませんね。・「場の空気を読まない人」は伸びない。いろいろなサラリーマン人生を  見てきている銀座の老舗クラブのママは、周囲に気配りできる人は出世する といいます。など、いくつか「もっとも」と…

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