株式会社ファイブスターズ アカデミー

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足立 好穂

進化力

先日、歌手の郷ひろみさんのインタビュー番組がありました。53歳にして若々しい肉体と精神を誇る彼に、個人的に強い関心を持っていました。彼曰く:「学ぶ」「手に入れる」ことに年齢は関係ない。指をくわえて待っていては何も手に入れることはできない。自ら取りに行くしかない。「自分の辞書に『逃避』という言葉はない!」と豪語するだけあって、その一言一言に自己実践に裏打ちされた「言霊」を感じました。ともすれば40代、50代になると「年齢」を言い訳にして体力が、気力が・・・と消極的な行動パターンとなりがちですが、53歳の郷ひろみさんからは、そんなことを感じさせない「凛」とした生き方、仕事の仕方が見て取れました。彼…

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底ぢから

朝晩、家でテレビを見るにつけ、ニュースに出てくる政治家の人たちの顔ぶれが変わってきていることに気がつきます。政権交代劇で今までテレビに出ることが少なかった若い政治家の人たちが前面に出てきているのでしょう。自分の意見を時に笑顔を交えながら一生懸命に熱く語る姿に、一種の「新鮮さ」を感じるのは私だけではないと思います。つまり、言い変えれば政治の世界もリストラの波が押し寄せたと言うことではないでしょうか。ビジネスの世界では既に「不況」「リストラ」という大波を何回も経験していますが・・・今は政治の世界もビジネスの世界も、現在の状況を一掃するような大変な事態に見舞われていることに変わりはありません。以前、…

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孤独

全国の高齢者が万引きをする数が2868人と、昨年と比べて8.5倍も増えているとの報道がありました。そのうちの25%の人は孤独で生きがいがないというのが理由だそうで、三分の一は再犯を繰り返しているとのことです。この数字を見る限り、一見、文化程度が高く、なに不自由のない生活をしているようでも「人間は一人では生きてられない」というマズローの欲求五段階説にでてくる「親和の欲求」を感じざるを得ません。現在、家族に囲まれている人も、何時、一人になるか分りません。そのときに、助けになるのが友人であり、ご近所の人たちであると考えると、常日頃からの人間関係構築は人生の最終段階の「お宝」であると痛感する次第です。…

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文具

先日のテレビで文具がここまで進化したという情報提供がありました。今回新発売のファイルは:①二穴のファイルの場合、紙が切れて資料が散逸することがあるため 紙に穴を開けずに、二穴が開いているプラスティック板で紙を挟んで そのままファイルできるようになっています。 これですと、資料の枚数に関係なく、また、紙にも穴を開けずに直ぐに ファイルができます。 ②多穴が開いたルーズリーフをいちいち穴とリングを合わせてファイルする のは面倒です。 新しいファイルではプラスティックの棒状のもので紙を挟み、中心の二穴で 押さえ込むように特殊な仕組みになっているため、多穴の空いた資料でも 簡単にファイルができます。③…

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10年

近くにある大きなお屋敷の持ち主が亡くなり、遺族が処分したため、ミニ開発が行われています。家を建てるのも昔と違い、あっという間に6件ほどの戸建てができあがり、現在売出し中です。ところが大工さんに聞くと・・・最近は建売住宅が多いけれど、それを立てる大工さんにしてみると、どんな人がどのような思いでこの家に住むのかがまったく分らないので、とにかく保障期間の10年間もつ家をさっさと建てあげることになるそうです。そうやって考えてみると、建売を買う人はそうとは知らず10年しかもたない家を30年ローンで一生かけて支払っていくことになります。一生に一度の買い物も、よく調べて買わないと大変です。

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振り返り

講師を21年やってきて、今、自分の人生を少し振り返る時間が持てる様になりました。そこで気づくのが多くの先輩諸氏のお話にあるように、やっぱり「人生にはその年代にあった生き方がある」ということです。私にとって:★0~30代は「吸収の時代」です。つまり、学生時代では学問を学び、社会人では多くの人との出会いで、学校とは違う多種多様なものの考え方を学んだと言えます。私自身はこの間、就職、転職、結婚、出産、育児とめまぐるしく環境が変化しました。いきおい、家に居る事が多かったのですが、育児を通して多くことを学び考えさせられましたし、一時も無駄にすることなく過ごしてきたと言えます。★40代~60代は「発散の時…

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EXIT~アメリカ更正学校の10週間

これは「出口」という意味の言葉をタイトルにしたアメリカのドキュメンタリー番組です。昨日のNHKBS番組で偶然見かけて、吸い込まれるように見てしまいました。結果からいうと「教育」というものの原点を考えさせられる、難しくも、すばらしい番組でした。アメリカ・フロリダ州にある公立の更正学校「マティ・ヴィ」に送られてきた問題児たちを、特別なカリキュラムで立ち直らせ、もとの学校へ復帰させるまでの10週間をドキュメンタリータッチで描いたものなのです。色々な問題を抱えて、自分を抑えきれない若い男女の生徒を、先生方が「専門知識」と「ハート」で更正に導く過程を一人ひとりの生徒に焦点を当てて取り上げていくのです。カ…

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ソフトアイスクリーム

この暑い時期には、街角に立っているあのソフトアイスクリームの看板に吸い寄せられて、ついつい大口開けてアイスクリームを頬ばってしまいます。このソフトアイスクリームに今、大変なことが起こっている!とのニュースを見ました。なんと、融けないソフトアイスクリームが出回っているというのです。何のことはない、豆腐を作る際に出る「おから」をクリーム状にしてアイスに混ぜているだけなのですが、ちょっと豆乳のような風味がして美味しいとのことです。融けないため、子供から大人までゆっくりと味わうことができると評判なのだそうです。とくに、ソフトクリームは食べている途中からポタポタ融けてくるため、私としては洋服にシミをつけ…

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インターンシップ

今朝ほどのニュースで「現在の大学生の就活事情」が報道されていました。現時点での内々定の学生が昨年度の同時期と比べて11ポイント下回るとのことをうけての内容でした。今年、各大学の就職課では他大学と共同して就職相談を開いたりと、例年と違う取り組みにおおわらわのようでした。また、ある女子大生はすでに60社を受けたものの、未だに未定であるという厳しい現実もありました。最近では就活も様変わりしていて、大学3年からインターンシップ制度で企業での経験を積むという学生が多くなっているとのことです。さらに、今年は1,2年生がこのインターンシップを利用して、就活を前倒しして動いている傾向が見られるとも。しかし、わ…

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言葉

仕事柄、言葉の持つ力ということで「言霊(ことだま)」についてはかなり気を遣って、話をしております。先日、言語学者金田一秀穂先生が言葉について面白い講話をされていました。つまり、言葉の遣い方で受け止め方が違うと言うのです。人に質問するとき:「お刺身食べない?」・・・・「ええ、いいわね」「死んだ魚の肉、食べない?」・・・「きもちわりぃ・・・」と、反応が大いに違ってきます。ことほど左様に、金田一先生は「私たちは食べ物でなく、言葉を食べているのだ」とおっしゃるのです。先生のお説、ごもっともと思いますが、わたし的にはその言葉の持つ「イメージ」が大いに影響していると思うのです。「お刺身」はまさに死んだ魚の…

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