株式会社ファイブスターズ アカデミー

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足立 好穂

一点集中

先週の日経流通新聞に「飲食業09年度ランキング」が一面に大きく載っていました。そこには「集客のカギは、食材・業態の集約にあり」つまり、ランキング上位企業はその「専門性」を売りにした企業が顔を出しているというのです。―豊富な品ぞろえよりも、焼き鳥やうどん、アイスクリームといった特定商品に「集中」し、競争力を高めたお店だ。競争激化の中で他社と差異化できる商品や店を開発・維持できる力が試されている。(日経流通新聞 5月17日付け)この記事を読む限り、大いに納得しますし、また飲食業に限らず研修業でも同様であると痛感することしきりです。「研修」と言えば、「受けるだけ時間が無駄」という感想を持っている人が…

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ツイッター(2)

椿講師のブログで「ツイッター」のことが取り上げられていましたが、その使い方には「心配り」が必要という点では私も同感です。ツイッターというもの自体を否定するものでは、まったくありません。しかし、・・・・最近、勝間和代さんとひろゆき氏との対談番組で勝間女史の「だめだ、こりゃ」発言が大いにとりざたされています。ネットの動画で見ると、視聴者の猛反発がツイッターでテロップになって逐次流れているのを見て、とても複雑な気持になりました。勝間女史の発言は全くもって、許せるものではありませんが、それに対する反論が「この人、バカじゃねーのー」や「ばばぁ」呼ばわりするツイッターの言葉をみて、自分の意見を言うことは、…

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多様化

研修では「多様化の時代=何でもあり!」とお伝えしていますが、本当に何でもありだと痛感する今日この頃です。最近「男性のスカートが大流行」と流通新聞が特集していました。そういえば、都心の繁華街で颯爽とロングスカートを翻して歩いている男性を見かけることが多くなりました。いえ、いえ、これが「いけない!」なんて言う気はさらさらありません。反対に「男性も冒険していいんじゃない!」と思っているくらいですから。考えれば女性も、多くの紐で縛り付けられていた着物の時代から、裾さばきの良い「はかま」姿となり、そして、ついには男性のものと相場が決まっていたズボンをはくようになったときも、多分、こんな風な一種の驚きがあ…

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脳をイメージ

昨晩のNHKドキュメンタリー「大竹しのぶ~50歳からの私」を見ました。以前から興味のある女優さんでしたので、眠たい目をこすりながらでしたが、最後までしっかりと見終えました。しかし、見終わってから考えさせられることがありました:セリフを相手の人の分まで覚えてしまうほど、台本を読み込んでいる彼女にどうしてセリフが覚えられるのか?という問いに・・・「脳をイメージしてそこへ行く」と、なんとも禅問答のような回答が返ってきました。番組を見ていくうちに「脳をイメージして、そこに行く」ということは「そのときのその主人公の気持ちをイメージして、その場面に立つ」ということではないかと思えました。それなら、何のこと…

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NHK

NHKに対してはその料金の支払いについて、色々取りざたされていますが、実は私、NHK大好き人間なのです。二人の子供が小さい時には「お母さんと一緒」から始まり小学校各学年に対応した理科教室や人形劇など「べピーシッター」代わりにずいぶん利用させてもらいました。その感謝の意味もあり視聴料金は当初から口座引き落としにして、どこに引っ越してもお支払いできるようにしています。ところで、昨日の番組「吉備大臣入唐絵巻」の謎解きの番組は最近になく「秀逸」でありました。ボストン美術館が所有する平安時代に書かれたとするこの絵巻物を通して「第八代遣唐使」として唐に渡った吉備真備の唐での行動をファンタジックに描いた絵巻…

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想い

歌手の徳永英明さんは「声がきれいな人だ」とデビュー当時からずーっと隠れファンとして追っかけをしていました。途中、病気で声がでなくなるという試練を乗り越えて、歌手として復帰した時は「心から拍手」したのを今でも覚えています。その彼が他の歌手のナンバーを取り上げて「女心」を歌い上げている「ボーカリスト1~4」シリーズがなんと、売上げ450万枚を突破したと、今朝のNHKのニュースで取り上げていました。そこで、彼は語っていました。「小学校5年生のときに母親に連れられて行った和田アキコさんのコンサートで『あの鐘を鳴らすのはあなた』を聞いたのが歌手なるきっかけだった」と。やっぱり、人を突き動かすのは強い「想…

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一字

日本経済が「上向いてきた」「いや、まだ停滞感が・・・」と景気問題ではかまびすしく討論がされています。一方、政界では今年の夏の参院選をにらんで新党乱立?の様相を呈しています。しかし、日本語は難しいですね。やっとの想いで新党を作っても「たちあがれ日本」と命名したとたん、「たちがれ日本」と間違われる始末ですから・・・。一字抜けただけで「立ち上がれ」→「立ち枯れ」となるのですから。いやはや、漢字で書くと、なおさら意味するところの違いがはっきりしますね。「一字」抜けただけで、「一字」違った字を入れただけで、意味するところが大いに違ってきます。椿講師がブログで「○活」の興味深い話をしていました。今では「就…

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叱る

今年の新入社員は「ゆとり世代」でノンビリしているため、新入社員研修ではしっかりと「叱れ!」という事前の風評がテレビでさかんに取り上げられていました。長年研修を担当するものとして、研修を実施する前から「叱れ!」と決め付けるのはいかがなものか?と思っています。また、「叱る」というのは事前に用意して実行するものではなく、叱るべき時に叱るべき事を適切に「叱る」から効果があると思うのです。本音を言えば、実は「叱る」というのは講師としては結構勇気のいることなのです。一生懸命エネルギー使って叱っても、効果がなく、反対に研修の雰囲気を壊してしまうことにもなりかねませんから。ただ、講師として私の心の基準は:「叱…

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先日、落語の立川談志師匠が闘病生活から現場復帰したとのニュースがありました。落語会の「異端児」と、もてはやされ、その勢いは政界でもいかんなく発揮されたことは記憶に新しいところです。最近は糖尿病を患い、8ヶ月ほど高座から遠ざかっていたところ、先日、復帰ということで報じられたのですが・・・その高座での姿を見ると、往年の歯切れよさはどこへやら、全く勢いが感じられず、何を言っているのかも聞こえず、少しがっかりしました。それは「声」が原因でした。伝達ツールである「声」を商売にしているものとして、「声」の持つ「ハリ」「音程」「強さ」「あでやかさ」などを失ってはいけないのだと強く感じました。しかし、年を重ね…

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本当の新人研修

先週までは、クライアント各社が揃って新人研修を実施していました。ファイブの講師も日本全国に散り、ありがたくも多くの新人研修を担当させていただきました。でも、私はいつも思うのです。私達、社外講師がお手伝いする新人研修はほんの、一日、二日、三日、、、のことであります。本当の新人研修は職場に配属されてから、職場の上司の方を始めとする先輩社員の方々による毎日の姿が、まさしく本当の新人研修になるのだと。ある企業では新人研修で『あいさつ』を指導しましても、「職場では現実問題として、誰もあいさつなどしないのだから、ファイブの指導は現状にあっていない」とご指摘を受けることも!でも、これは本音を言わせていただく…

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