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村上 徹

温暖化するからCO2が増える

今まで、「大気中のCO2の増加が温室効果を引き起こし、地球の温暖化をもたらしている」という考えには無理があるということをお話してきました。でも、ここ数十年の間、CO2は毎年増加しています。そして地球も同時に温暖化しています。これだけ見れば、CO2は確かに怪しいのですが、問題なのはどちらが原因でどちらが結果かということです。CO2は海水に大量に溶け込んでいますが、海水温度が上がると溶解度が下がるため海水から空気中にCO2が放出されます。この海水温の上昇度合いと、CO2濃度の増加度合いを見ると、海水温上昇の後にCO2が増加していることが報告されています。つまり、温暖化が原因で、CO2濃度の増加は、…

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温室効果ガスの容疑者

前回、温室効果ガスの犯人をCO2とするには無理があると書きました。では別の容疑者を探してみましょう。怪しいのは、水蒸気、つまり雲です。水蒸気の分子量は18。空気はだいたい29ですから、水蒸気は相当軽いガスです。しかも大気中の濃度は1%もあります。どうてす?いかにも怪しいでしょう?しかし、普段の生活の中で、雲がかかると温室効果どころかかえって涼しくなりますよね。実際に、雲の量が1%増えれば気温は1℃下がるという研究もあります。とするならば、上空に水蒸気の膜ができれば、温暖化ではなく寒冷化する可能性があります。そもそも大気中には水蒸気以外にも、様々な浮遊物があり、太陽光の53%をカットしてくれてい…

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温室効果

温暖化を語るとき、温室効果ガスという言葉が使われます。温室効果ガスという言葉から連想するのは、まるでビニールハウスのように上空に地球を覆うガスの膜が存在するイメージです。そして、そのビニールこそCO2だと言われていますが、今回はそれを検証してみましょう。大気中にもっとも多く含まれるのは窒素ですが、その分子量は28です。酸素の分子量は32。ですので、空気の平均をとると、その分子量はだいたい29くらいと言われています。また、大気中の1%を占める水、つまり水蒸気は、分子量18ですので相当軽く、だからすぐ上昇して雲になります。さて、温室効果の犯人とされるCO2ですが、その分子量は44とかなり重いのです…

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CO2が犯人か?

今回は、地球温暖化の犯人とされるCO2について徹底的に捜査します。まずCO2が大気中にどれくらい存在しているのかというと、0.038%です。百万分比でいうと、380ppmとなります。きわめて少ないガスなのです。では、CO2が増えるとどのくらい気温が上がるのでしょうか。CO2が2倍に増えると気温が何度上がるか、という研究がいくつかあります。IPCCの報告では、2~4.5℃と見積もられています。研究者の間では、3℃くらいがコンセンサスとなっているようですが、近年イギリスの気候学者が、衛星で測定したデータをもとに分析し1.6℃という数値を発表しました。つまり、380ppmが760ppmになったら1.…

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風力発電の羽根を止めるには・・・

発電には水力発電や火力発電、そして原子力発電などがありますが、大切なことはエネルギーに効率よく変換できるかどうかと、資源がどれだけあるかということです。そういう意味では、原子力発電がもっとも優れています。ただし今回の震災のことを考えると、1000年に一度の災害まで考慮に入れないと絶対に安全とは言えなくなりましたけど・・・・しかし、マスコミは、CO2を出さないクリーンエネルギーということで風力発電をよく取り上げます。1機1億円もする大きな風車が林立する光景は、近未来的ですらあります。最近聞いた話では、あんな大きな風車よりも、もっとコンパクトに風を捕まえられる効率のよい風車が開発されているそうです…

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島が水没する?

以前テレビで、ツバルという南太平洋に浮かぶ小島が取り上げられました。地球温暖化の影響で海面が上昇し、島が水没の危機にあるというのです。たしかにテレビの映像には、水浸しになった道路で遊んでいる子供たちが映し出されていました。本当にそんな大変な事態になっているのか、科学的に検証してみましょう。IPCCの予測によると、今後100年間で海面は18~59cm上昇すると言われています。研究者の間では、35cmくらいが妥当と言われています。35cmというのはどのくらい問題なのでしょうか。そもそも海面というのは、夏に高くなります。なぜなら、水温が上昇すれと、水の体積が増えるからです。日本では、夏と冬の海水面の…

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アル・ゴアの貢献

前回までのおさらいをしましょう。地球温暖化の影響で北極の氷が融けたとしても、アルキメデスの原理により海面上昇は起こらないのでしたね。また、南極の場合は、温暖化によりかえって氷は増えるのでしたね。では、グリーンランドなどの氷河はどうでしょう。たしかに、これは間違いなく海面上昇につながります。アル・ゴア氏は「不都合な真実」という映画の中で、「近い将来に」海水面は6メートル上昇するかもしれないと指摘しました。ところがこの映画は、ロンドンで、子どもたちにウソを教えていると裁判を起こされました。裁判所の判断はこうでした。この映画には9つの誤りがあるので、上映前に先生が、「映画には誤りがあり、危険を煽りす…

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南極の氷も問題ない

前回、北極の氷山が融けても、体積は同じなので海面は上昇しないと話しました。でも南極は違います。氷山が浮かんでいる分には問題ありませんが、大陸上にある氷が融ければ海面上昇につながります。しかし、温暖化によって、南極の氷は融けるのでしょうか。環境問題を訴える人の理論的バックボーンになっているのは、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が発表するデータや見解です。以前、そもそもこのデータ自体が、捏造されたり、恣意的に一部分だけが強調された疑いがあると話しました。そのため欧米では、地球温暖化ということ自体に疑念が生じているとも話しました。その地球温暖化反対論者が拠り所としているIPCCは、一体どう言…

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海面は上昇するのか?

環境問題を訴えるテレビ番組などで、南極や北極の氷山が温暖化の影響で融けていく映像が流されます。そして、やがて海面が上昇して南の島は水没するなどと解説されると、今すぐにでもエコに取り組まないと、という気持ちになります。しかし、氷山の氷が融けると、本当に海面は上昇するのでしょうか。結論から言うと、上昇しません。理由は、アルキメデスの原理です。小学校の理科の実験を思い出してください。水は凍ると体積が増えます。ペットボトルをそのまま、冷凍庫に入れて凍らせる人はいませんよね。なぜなら、体積が増えて容器が破裂するからです。この増えた部分が、北極の氷でいうと、水面上に見えている部分です。ですので氷山全体が融…

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エセ・エコでも大歓迎

現在、温暖化防止とか、地球環境保護という名目のもとに行われている様々な活動の多くは、ほとんど科学的な根拠をもたない可能性があります。詳しくはこれから具体的に検証していきますが、科学的根拠がないからといってやってもムダということではありません。いや、今の日本にとっては非常に意味のあることです。どういうことかというと、それで消費が活発になるからです。エコ家電も、エコカーも環境保護という観点ではほとんど効果のないことですがこれらを購入することは経済という観点では効果があります。以前、経済のことについてシリーズでブログを書いていましたが、今の日本にもっとも悪影響を与える経済行動は、ズバリ「貯蓄」である…

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