株式会社ファイブスターズ アカデミー
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青森県にある恐山菩提寺の院代、南直哉(じきさい)のもとには様々な人が悩みの相談に訪れます。ある女性が「結局、私は心安らかな毎日がほしいだけなんです」と言うので、南は「それはどういう毎日ですか?」と尋ねました。「朝7時に起きて、ゆっくりお茶を飲んで、朝食をちゃんととって・・・」「では、何時に起きているんですか?」「8時にしか起きられないんです」これは簡単に解決できるだろうと早起きを提案すると、「寝るのが遅いので睡眠時間は削れない」と反論してきます。それなら早く仕事を終わらせたらと水を向けると、「時給制なので収入が減ってしまう」と細かな計算が始まってしまいました。南によれば、これは自分が何を求めて…
誤ってカナヅチで自分の指を叩いてしまった時、なぜか人は「クソッ!」などという汚い言葉を発してしまいます。思わず口にする侮蔑語は、もしかしたらフラストレーションのはけ口になっているのかも?そんな考えが浮かんだのは、キール大学のリチャード・スティーヴンス。それを検証する実験手法を検討していた頃、ちょうど流行していたのが「アイスバケツ・チャレンジ」でした。氷水の入ったバケツを頭から被るという、あれです。スティーヴンスはこれを少しアレンジして、悪態をつきながら氷水の入ったバケツに手を浸してもらうという実験を思いつきました。時間は最長5分間。結果はと言うと、侮蔑的な言葉を何度も口にしながら氷水に手を浸し…
「百( )は一( )に如かず」という穴埋め問題が出されたら、答えは当然「百(聞)は一(見)に如かず」ですよね。この諺は中国の二十四史の一つ、「漢書」(かんじょ)という歴史書に書かれているものだそうです。百人の話を聞くよりも、自分の目で事実を確かめることの方が大事である。会社でもそうですよね。現場で何が起こっているのかを知りたければ、大勢の部下から報告を聞くよりも、自ら現場に足を運んで自分の目で確認した方が早いはず。この諺に異論のある人はいないだろうと思っていたら、「見るだけでよいのか?」という疑問を呈する人が現れました。中国では、後世の人々が様々な続きの諺を創作しているそうです。まず最初は、「…
今年の春、大手時計メーカーがネットを使って、2017年度の新入社員400人(男女各200人)に意識調査を行った結果が発表されていました。その中に「新入社員が『時間のムダ』だと思った仕事」という項目があります。もしかしたら、時短のヒントが見つかるかもしれませんのでトップ5を紹介します。ちなみに、2位と4位は同率で二つずつあります。1位.朝礼・・・15.3%2位.ちょっとした打ち合わせ・・・13.8%2位.お茶くみ・・・13.8%4位.社内会議・・・11.5%4位.業務報告書作成・・・11.5%まずはトップの「朝礼」から見ていきましょう。朝礼を意味がないこととは思いませんが、マンネリ化してしまって…
「スイカ」が黒人に対する差別用語だった1962年、ジャズ界に転機が訪れます。 弱冠22才のピアニストが、ブルーノートから『テイキン・オフ』という初のリーダーアルバムをリリースしました。 男の名はハービー・ハンコック。 あの名曲『ウォーターメロン・マン』の登場です。 子供の頃耳にしたスイカ売りの声をモチーフにしたという、ファンキーな香り漂うゴキゲンなメロディーは、黒人たちの心の奥深くに刻まれた甘美な記憶を激しく揺さぶりました。 世紀の大ヒットの陰には、甘味に纏わる人種差別という黒歴史があったわけです。 ところでこのスイカ売り、意外な…
今ではダイエットの大敵とされる砂糖ですが、人類にとっては長い間、なかなか手に入らない憧れの品でした。現代ほど簡単に砂糖を入手できる時代は、人類史上初めてのことなのです。そんな甘い甘い砂糖には、想像を絶するような苦い苦い黒歴史があります。実は、黒人に対する人種差別に関しても、砂糖は一役買っているのです。ヨーロッパ人が最初に砂糖の味を知ったのは、紀元前4世紀にまで遡ります。インド西部に遠征したアレクサンドロス大王は、サトウキビという奇妙な植物を目にします。そして、それから抽出した結晶を口にしたとき、信じられないほどの甘さに腰を抜かしました。当時の最先端医学であるイスラム医学では、砂糖は万能薬と考え…
あなたのデスクの上は乱雑ですか、それともキチンと整理整頓されていますか。もしあなたの仕事が、新商品の開発などといった独創性が必要な仕事ならば、デスクの上は片付けない方がいいかもしれません。ミネソタ大学のレデンらマーケティング科学の専門チームが、2013年に実にユニークな実験結果を発表しました。被験者は2つのグループに分けられ、Aグループは散らかった乱雑な部屋、Bグループは整理整頓された部屋にそれぞれ通されます。まず第一の実験。両方のグループに、地元のピンポン玉メーカーの販路拡大のため、ピンポン玉の新しい使い道を考えてほしいという課題が出されます。この時、両グループを比較するポイントはアイデアの…
今日もまた問題発生!あなたの職場では、毎日のように突発的な問題が起きていませんか。原因は部下のミスだったり、クライアントのわがままだったりと様々ですが、「火消し」に忙殺されるのは決まって管理職。「そもそも、イレギュラーな事態に対応するために管理職が存在している」と、原則論を振りかざされるとグーの音も出ないのですが、今の管理職はプレイング・マネージャーとして定例的な仕事も抱えています。さらには、働き方改革の影響で、一般社員がやり残した仕事も管理職に回ってきます。それらをひとまず脇に置いておき、全力で緊急案件の解決に当たった結果、なんとか出口が見通せる目処がついた頃にはすでに終業時間。さぁ、これか…
今回は、AIの普及によって将来の働き方がどのように変わるかについてお話しましょう。参考にしたのは、2017年12月のブログ『企業寿命30年説』で引用した、鈴木貴博の著書『仕事消滅』です。一般にAIが進化すると、ロボットにとって代わられるのは単純労働だと思われがちですが、鈴木によればこれは間違いだそうです。例えば、コンビニで様々な形状の商品をダンボールから取り出して棚に陳列するという作業などは、指先がかなり進化したロボットでなければできないそうです。同様に、ハンバーガーショップの店員がバンズの上にレタスやらハンバーグやら、さらにはピクルスといった硬さの違う素材を落ちないように乗せる技術というのも…
日本の会社員は、他の国と比べて仕事への熱意が異常に低い!働く人々の「仕事への熱意(エンゲージメント)」に関する調査は欧米で盛んに行われていますが、日本人の仕事に対する熱意は、ほぼすべての調査で最下位クラスだそうです。こんなに毎日一生懸命働いているのに、とてもじゃないけど納得できませんよね。アメリカのギャラップ社の調査では、「仕事に主体的に取り組む人」は全体のたった6%しかいなくて、世界139カ国中なんと132位。この時注意しなければならないのは、ここで言う「熱意」の定義は、「真面目」ということではなく「主体性」ということです。2017年にIBM社が発表した同種の調査でも、日本は43カ国中42位…
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