株式会社ファイブスターズ アカデミー

まずはお気軽に
お問い合わせください。

03-6812-9618

足立 好穂

好きこそものの、上手なれ

いかつい大柄の中年男性がピアノを前に、華麗にリストの 「ラ・カンパネラ」という曲を弾いている姿を見た時、 正直、「えっ、この人がピアニスト?」と思いました。 話を詳しく聞くと、その方は59歳の「海苔漁師」ということでした。 ある時、たまたまテレビでフジ子ヘミングウェイさんの 「ラ・カンパネラ」を弾く姿に大変感動して、 「どうしても自分でも弾けるようになりたい!」と思ったとか。 幸い、奥様がピアノの先生だったことも手伝って、毎日2時間、 1年かけて完全にマスターしたそうです。 今では、漁の合間に施設を回ったり、人が集まる場所で演奏したりと、 大忙しの毎日だそうです…

続きを読む

新年の決心

毎年、この時期になると向こう一年の新たな目標を決め、 思い新たにするのが例年の行事となっています。 しかし、今年は趣を新たにして、あえて目標を決めず 原点に戻って、足元を見つめなおすことにしました。 その第一歩として: 「日々の自分がこだわっている行動を人知れず継続する」 ということです。 年末のテレビのインタビュー番組での 「日々できることを継続することでしか、自分を変えられない」 というイチロー選手の言葉が大いに刺さりました。 現在、健康のために実行している「朝晩のウォーキング30分」に 愚直に取り組みます! 一年後の結果が今から楽しみです。

続きを読む

グローバリゼーション

最近企業では、グローバリゼーションを合言葉に社員の英語教育に 熱心に取り組んでいます。 この流れは、今後の日本のビジネス界にとって、大変有用であると 思います。しかし、TOEICの点数を上げることが、 グローバリゼーションなのか、かなり疑問が残ります。 とある企業で、休憩時間に若手社員が一生懸命TOEICの 学習をしている姿を散見しました。つい、親心で「がんばれ!」と エールを送りたくなります。 しかし、海外の人たちの中で仕事をした経験がある私としては、 思うところがあります。 それは、語学はツールですので、何か国語でも上手に話せることは、 それ自体素晴ら…

続きを読む

気持ちの受け止め方

私には、十年程前から見ている大好きなリアリティ番組があります。 題して「アメリカン アイドル」という勝ち抜きの歌番組です。 アメリカ全土から「我こそは」と思うツワモノが集まり、 度重なる審査をかいくぐり本選に臨み、審査員と視聴者の投票で グランプリを目指すという番組です。 この番組で秀逸なのは、候補者の歌はもちろんですが、アメリカの ショービジネスを代表する3人の審査員のコメントが素晴らしいのです。 各候補者が全身全霊をかけて歌い上げたステージに対するコメントは、 素人の私でも「なるほど!」と思わせるほど、鋭く的確なのですが、 それ以上に、歌手がその歌に込めている…

続きを読む

巷には、無類のお花好きがいます。 私の友人は、お花と聞くとすぐに切り花、鉢植えにして家の周りから 部屋の中まで、お花畑のようにしています。 本人曰く、 「お花のエネルギーをもらって、何となく毎日が生き生き楽しいの」 とのことでした。 だから、この友人にはお花のプレゼントが一番なので、贈り物に 悩むということはありません。 私は?と言えば、お花は嫌いではありませんが、プレゼントに お花をもらうのは、あまり好きではありません。 というのも、切り花であれ、植木鉢であれ、もらった後の世話が 大変なのと、切り花は最後に枯れた姿が何とも哀れで…。 ただし、頂…

続きを読む

研修と料理

研修の内容を考える時、まったく料理と同じであると感じます。 相手が何を食べたいのか?を考えながら、食べた後に「おいしかった!」 「満足!」という感動を提供できるように、食材、料理法を考えながら 斬新な料理をイメージして作ります。 研修も同様、受講者の属性と顧客が何を望んでいるのか?を勘案しながら、 受講者に合わせて内容を作り込みます。 所々、こんなことやるの?と驚かれるようなゲームや手法を取り入れて、 退屈させず楽しませつつ、でも要所要所は厳しく引き締めながら、 「受けてよかった」の満足のご提供を目指すわけです。 いみじくも、以前とある老舗ホテルの総料理長の方…

続きを読む

数字の威力

毎年、自分の年齢が増えていくことにある種の寂しさを感じています。 寂しさというのは、若い頃のようにあれもこれもと色々取り組むことが 体力的に難しくなっていることに加え、今、元気であってもいつどうなるか 分からないという健康上の不安がつきまとうというということです。 でも、最近とても心地よい言葉を耳にしました。 「年齢は単なる数字に過ぎない」 そう、数字は揺るぎないデータとして、私たちに強く語り掛けます。 特に、自分の年齢はどうやってもごまかせませんし、どんなに 若造りしようが年齢は偽れません。 しかしこの言葉には、それを逆手に取って、揺るぎない数字である年…

続きを読む

AIに打ち勝つ

趣味として書道の「小筆」を数年間習っていました。 しかし、どうにもお手本通りに書かなくてはいけないことに、 堅苦しさを感じて、辞めた記憶があります。 その後、自由に筆を扱えるということで日本画に転じて 10年ほど著名な先生に弟子入りし、抽象画に挑戦しました。 抽象画は、自分が思ったことを色と形で表現できるため 本当に楽しく、「自由」というものを体感しました。 先日、私と同じ感覚を持っている人と出会いました! というより、テレビ番組を見ました。 書道家の武田双雲さんです。 「字が上手か下手かなんてことは関係なく、書きたいように書く」 という彼の言葉に、「…

続きを読む

今 何をやるのか?

以前、86歳の女性が短期英語留学をしている話を聞きました。 20年ほど前の海外旅行が発端となり、英語を学び始めたそうです。 そして、80歳の時に英語学校の講師がオーストラリアに帰国したのを機に その国の英語学校に留学したのが始まりとか。 すごくいいなと思ったのが、期間が僅か2か月という点です。 ちょっとした旅行気分と学習気分を味わうのには、程よい長さです。 この女性は、今度はアメリカに留学すると息巻いているそうです。 そして、「勢いのあるうちにしたいことをしたい。大切なのは 昔でなく、今でしょ」というなんとも力強い言葉には、「仰せの通り」 と言うしかありません。 …

続きを読む

にぎやかな世界

先日、「静かで、にぎやかな世界~手話で生きる子どもたち」という NHKの番組がイタリア賞を取ったとのニュースがありました。 手話だけで授業を行うろう学校を舞台に、子どもたちが生き生きと生活する 日常を描いた番組とのことでした。(オンデマンドで見られるかしら?) 私が「え?」と心ひかれたのは、この番組のタイトルです。 「静かで、にぎやかな世界」とは、なんてドンピシャなタイトルでしょう! 思い返せば今から20年ほど前、私は手話を2年間学んでいました。 その時実際に聴覚障がいの人たちと親しく交流して、手話をかなり鍛えた ものです。 その時、私が感じたのがまさにこの「…

続きを読む

初めての方へ研修を探す講師紹介よくある質問会社案内お知らせお問い合わせサイトのご利用について個人情報保護方針

© FiveStars Academy Co., Ltd. All right reserved.