株式会社ファイブスターズ アカデミー
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いままでの経済学では、消費者は常に合理的な判断をすると仮定されていました。
しかし本当でしょうか?
自分の行動を振り返っても、結構衝動買いをしています。
このブログも最初の頃は、小売店の陳列方法により売り上げが変わることを書いていました。
2002年にダニエル・カーネマンがノーベル経済学賞を受賞して以来、経済学においても「行動ファイナンス理論」が幅を利かせるようになり、このような消費者心理にもスポットが当たるようになりました。
この研究は頭の体操みたいなものですので、ご一緒に楽しんでみませんか?
まず、最初は土方薫氏の「やわらかく考える金融工学」(PHP研究所)からです。
【問題1】
地球の一周は約4万kmだそうですが、今、赤道上にロープを巻き付けるとしましょう。
最初ゆとりをもたせるために、地上1mに浮かして回します。
その後、ロープを引っ張って地上にぴったりつけるとすると、どのくらいロープを引っ張ればいいでしょう?
【問題2】
今度は、ピンポン玉にひもを巻きつけるとしましょう。
問題1と同様、最初は1m離して巻きつけます。
その後どのくらい引っ張ればいいでしょう?
さあ、どうですか?
詳しい計算は難しいとしても、感覚的には【問題1】は数百kmか数千kmというイメージがありますよね。
ところが正解は、どちらも6.28mです。
中学校で、円周の長さは2πrと習いました。
今、半径をr(メートル)とすると、1m浮かした場合の円周の長さは2π(r+1)
2π(r+1)-2πr=2π
よって、2×3.14=6.28mということになります。
くやしい思いをされた方は、次回でリベンジしてください。
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