株式会社ファイブスターズ アカデミー
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小泉内閣の「痛みを伴う構造改革」の実態が明らかになるにつれ、改革の影の部分について言及する政治家が増えました。
格差是正のために地方、とくに農業への支援を積極的にすべきと主張する政治家もいます。そもそも「ばら撒き」以外の何者でもないこの政策が、それなりに説得性を持つのは日本の食料自給率があまりに低いからです。
現在の日本は、食卓に上がる食品のかなりの部分を輸入に頼っています。
つまり食料自給率はかなり低いのです。
ですので、もし戦争や不測の事態がおこった時には、すぐに深刻な食料不足に陥ります。
だから、万一の事態に備えて食料生産の担い手である農業を保護しようというのが、この論の趣旨です。
一見リスクマネジメントの観点からは正しいようにも思えますが、私は戦争のリスクという部分について非常に疑問に思っています。
冷戦の頃ならまだしも、今の日本がどこの国と戦争を起こす可能性があるというのでしょうか。
そもそも、日本は憲法で戦争放棄を謳っているではありませんか。
そのような事態に陥らないために、細心の注意を払って外交政策を行うべきです。
今や、世界の経済連鎖のひとつに組み込まれていることを十分自覚して、食料輸入に障害が起きないような外交交渉を行うべきです。
地震のリスクは避けられませんが、戦争は避けられます。
将来の戦争リスクを想定して、農業を保護するというのはまったくおかしな発想です。
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