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5☆s 講師ブログ

株と国債の組み合わせ

 一般に金融マーケットというのは、「株式市場」と「債券市場(国債市場)」から成り立っています。そして、金融マーケットに投入された資金は、そのときの値動き次第でこの2つのマーケット間を移動するものです。

 今、株式市場で暴落が起きていると仮定しましょう。
 株式市場で運用していた人たちの多くは、持っている「株式」を売ってしまいます。

 そして彼らは現金を手にするわけですが、もうリスクの高い商品には手を出したくありません。そこで、たとえ利回りは低くても、リスクの低い「国債」を手に入れようとします。
 この行動を『質への逃避』などと言ったりします。

 多くの人がこの行動をとると、債券の市場では国債の買い手が多くなります。
すると、買い手市場になるため国債の値段はつりあがります。

 では、最初から整理してみましょう。
 株式市場が値下がりすると、資金がとなりの債券のマーケットに移動しますので、債券市場が値上がりします。
 つまり、前回お話しした『反対の値動き』をするということです。

 そこで、結論はこうなります。
 私がお勧めする分散投資は、「株価連動型の投信」(日経平均やTOPIXに連動するもの)と、「国債の価格に連動する投信」の組み合わせということになります。

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