株式会社ファイブスターズ アカデミー
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前回、分散投資を解説する中で、「預貯金と株価連動型投信の組み合わせはあまりお勧めしません」と書きました。今回は、その理由をお話しましょう。
今、あるテーマパークを運営する会社の株を買うことにしたとしましょう。
ところが、もしも、その年の天候が不順で、雨ばかり続いたとしたらどうでしょう。
テーマパークの入場者はかなり減少するでしょうし、株価も影響を受けて下がってしまうことが予想されます。
そこで分散投資です。
テーマパーク以外に、もうひとつ別の会社の株を買っておきましょう。
さて、そのもうひとつ別の会社の選び方ですが、雨が続くと儲かる会社を選んでみてはどうでしょう。
例えば、雨具を作っている会社などです。
もしも、晴れの日が続けば、予定どおりテーマパークの株は上がります。ただし、このとき雨具の会社の株は下がります。反対に雨の日が続けば、逆の値動きとなります。
分散投資する場合は、このように反対の値動きをする銘柄にそれぞれ投資すると、危険を分散することができます。
冒頭でお話した「預貯金と株価連動型投信」の組み合わせは、反対の値動きをする組み合わせではないので、あまりお勧めしないと言ったのです。
では、株価と反対の値動きをする金融商品とは一体どのようなものでしょう。
続きは、次回で・・・・
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