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5☆s 講師ブログ

三位一体説(2)

前回は、爬虫類の脳(ワニの脳)についてお話しました。
今回は、旧哺乳類の脳(ウマの脳)についてです。

具体的には、大脳辺縁系を指します。
爬虫類の脳には感情はありませんでしたが、旧哺乳類の脳になって初めて感情が生まれます。
大脳辺縁系という部分は、感情をつかさどっているのです。

ワニの赤ちゃんは、生まれるとすぐ、母親に食べられないために走って逃げるのでしたね。
でも、ネズミの赤ちゃんは逃げ出しません。
なぜなら、ネズミの母親はわが子に愛情という感情を持つので、子供を食べたりしないからです。

良かったですね。
でも、これはこの愛情はわが子に対してだけです。

集団でネズミを飼うと、母ネズミはわが子は食べませんが、他人(他ネズミ)の子供は食べてしまいます。
恐ろしいですね。
どうやって見分けているかというと、どうやらにおいで判断しているようです。

動物行動学者の間ではよく知られた事実ですが、ハヌマンラングーンやゴリラの群れでは
子殺しという行為が頻繁に見られます。

あるオスが、群れのボスを倒して新しいボスとして君臨すると、前のボスがメスに産ませた子供を
片っぱしから殺してしまうのです。
メスは子育てをしている間は発情しないので、前のボスの子供を殺してしまうことにより
新しいボスはメスに自分の子供を産ませることができるのです。

さあ次回はいよいよ新哺乳類の脳、いわゆるヒトの脳についてです。

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