株式会社ファイブスターズ アカデミー

先日の日曜日は、あまりの暑さにクーラーのきいた部屋でテレビ三昧の
1日となりました。

何気なくチャンネルを回していると「鍵盤男子」というタイトルの
ピアノコンサートをやっていました。

ピアノコンサートというと、有名なピアニストがピアノに向かって座り、
厳かにクラッシックの名曲を奏でるというシーンが定番ですが…

いやぁ～、びっくりしました！

今どきのピアノコンサートって、こんなパフォ―マンスの世界なのだと
認識が変わりました。

あまり聞いたことのない（？）若手の男性ピアニストが2人、一台のピアノに
向かって座って立ってと、動きながら連弾するというコンサートなのです。

舞台は真ん中に一台のピアノが置いてあるだけのシンプルなものなのですが、
曲想に合わせてレーザー光線が飛び交い、背景のスクリーンには、
2人の表情や激しい手の動き、真上からみた映像などが大きく映し出され、
その演奏の勢いに否応なく飲み込まれるといった感じでした。

演奏曲も彼らのオリジナル曲でしたが、クラシックとは異なり、斬新で
とても魅力的な曲でした。

2人のピアニストが、演奏し、語り、観客とやり取りしながらの2時間ほどの
コンサートでしたが、あっという間に終わりました。

今どきのピアノコンサートは、ただただピアノの技術が素晴らしいと
いうだけでなく、ピアノを介して観客をいかに巻き込み楽しませるか？が
問われる「エンターテイメント」であることを痛感しました。

それにしてもタイトルの「鍵盤男子」とは、言い得て妙なタイトルと
感心しました。