株式会社ファイブスターズ アカデミー

私の両親のお墓が「身延山　久遠寺」にあります。
娘ばかり3人で全て嫁いで家を出ていますので、本当は後を継ぐ人間は
いません。

しかし、名前を継ぐことはなくとも、正真正銘の実家の子孫には
違いありません。よって、一番年下の私が年に２回、お墓掃除を兼ねた
お墓参りをしています。

また、夫が一人っ子で、足立家のお墓は多磨霊園にあります。
よって、身延山が終わるとそのまま中央道で多磨霊園まで行き、
お墓掃除とお墓参りをしています。

さらに、多磨霊園には夫の親友の実家のお墓も隣りにあります。
昔、彼のご両親には大変お世話になっていますので、こうなったら、
「一緒にやっちゃおう！」ということで、そのお墓もお掃除し、
ご両親のお参りもすることにしています。

つまり、結局三つの家のお墓掃除＆お墓参りとなります。

車のメーターを見ると、鎌倉の自宅を朝4時に出て、家に到着したのが
午後3時頃。都合400キロ余りの、それこそ「お墓参りツアー」と言うに
相応しい一日でした。

でも不思議なのが、長旅＆お掃除と、体を動かすので疲れることは
疲れるのですが、少しも「嫌だ」と思わないのです。

今まで育ててくれた両親やお世話になった人に、年に２回「盆・暮れ」の
ご挨拶と思っていますので、前日から結構「気合い」が入ります。

「気合い」が入らず体力も持たなくなったら、次世代にバトンタッチと
思っています。

お墓参りツアーが、自分自身の「気力と体力」のバロメーターになっている
と感じる、今日この頃です。

合掌