株式会社ファイブスターズ アカデミー
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最近、中堅社員や管理職を対象とする「話す、聞く、書く」の
ビジネスリテラシー(ビジネスの基本能力)の研修が多くなっています。
「書く」というのは、文字を知っていれば誰でもが何となく書ける
ものだと思いがちですが、研修では一番個人差が見られる分野です。
私達はスマホやパソコンなどで、簡単に文章を打つことはできますが、
しかしそれとて限られた文字数の会話のやり取りが主流ですので、
「書く力」の強化とまではいかないようです。
最近ではビジネス文書での作文力はかなり落ちているように感じます。
文字を使ってコミュニケーションが構築できるのは、人間だけですから、
せめてこの「書く力」は退化させたくないですね。
先日、この「書く力」の威力を目の当たりにすることがありました。
NHKのニュースで、あの津波災害があった陸前高田のとあるカフェの
ご主人が、何とか被災者の支援ができないか?とのことで考えついたのが
「漂流ポスト」と銘打った「書くこと」による癒しだったのです。
大事な人を亡くした方々がやりきれない想いを手紙にして、このポストに
出すというものです。このカフェでは、漂流ポストに来た手紙を閲覧し、
同じ想いの人同士が苦しみや悲しみを語り合う場の提供もしているとか。
番組では、ある女性が今はなき息子さんへ書いた一通の手紙を取り上げて
いました。決して上手ではない文章でしたが、とつとつと語られる「想い」
を読み進むにつれ、書いているその女性自身が癒されていく様子が
手に取るように分かりました。
自分の想いを文字に書きしたためるという作業は、まさに「心の整理」
であると痛感した瞬間でした。
こんなにも威力のある「書く力」を、退化させてはもったいない。
私も、このブログを書くことで「書く力」の強化を図っていきたいと
思いを強くしています。
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