株式会社ファイブスターズ アカデミー
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私どもファイブスターズでは、研修中に受講生の「名前(苗字)」を
覚えるのをポリシーとしています。つまり、受講生の名札を見ながら
ではなく、顔を見ただけで即座に名前で呼んで、研修運営するのを
旨としています。
私の場合ですと、30人程のクラスで1時間程度、50人では3時間程で
完全に名前が覚えられます。
そして、毎回驚かされるのは受講生の反応です。
「大勢いるのに、自分の名前を覚えてもらって単純に嬉しかった!」と、
ほぼ全員がアンケートに書いてくれ、手放しの喜びようです。
講師としても「名前を呼ぶ」というプラスのストロークを実践し、
その効果の程を受講生に体験してもらえるので、とても良かったと
思っています。
私たちは生まれてこのかた、自分の氏名と共に生きています。
途中、結婚や色々な事情で姓が変わることがあるとしても、
親の想いが込められた下の「名」は、一生ついてきます。
最近は、何と読むのか分からないキラキラネームが多いのですが、
その反動からか、「シワシワネーム」と言われる昔ながらの「名前」も
増えているとか。
昭和生まれ「シワシワネーム」の私としては、嬉しく思います。
ところで、先週の土曜日の日経新聞に「名前」のことで悩んでいる
主婦の方からのお悩み相談が載っていました。
「夫が自分を名前で呼んでくれない」という投稿です。
日本では、結婚前はお互いを名前で呼び合っていても、結婚し、
子供ができると、途端に名前が消滅して、「パパ」「ママ」や
「お父さん」「お母さん」に、最後には「おい」「あなた」と変化していきます。
このことに一抹の寂しさを感じて、くだんの女性は相談してきたのでしょう。
子供の手が離れ、夫婦二人になったときに、お互いを名前で呼び合うのも
素敵ですね。
ちなみに、お悩み相談の回答者は:
「世の旦那さんに忠告する。妻の多くは夫の姓を名のっている。
つまり、妻の名の一部を既に奪っている。その上、下の名も
呼べないとはどういうことか?どうしても名前で呼べない人は、
せめて、妻の誕生日にネームプレート入りの誕生日ケーキを
送るべし」と、なんとも粋なアドバイスでした!
年間数百人の名前を憶えてきた私ですが、「今さら」夫のことを
「〇〇さん」なんて呼ぶのは気恥ずかしいですが、「今さら」の
「さ」を「か」に変えて、「今から」やってみましょう!
夫がびっくりして腰を抜かさないように、まずは少しずつ慣らし運転
からですね。
以上
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