株式会社ファイブスターズ アカデミー

就活、墓活…と昨今は「…活」が流行っていますが、
その中でも婚活は「結婚しない女性」、「結婚できない男性」などと
言われて久しくなっています。ところが3.11の震災以降、この婚活に
火がついたと、先日テレビで取り上げていました。

つまり、災害に遭って一人ではさびしすぎるし、不安ということで
生涯の伴侶を探し始めたとのことです。

30代の女性や男性が「結婚相手」を見つけようと、婚活パーティに
いそいそ出かける様子を見ると、なんだか就職の面接試験を受けに行く
ような、そんな不自然さが感じられ、私にはとても滑稽に見えました。

私の印象とは裏腹に、本人たちは至ってまじめで本気なのです。
そして、その中の38歳の女性は「40歳になる前に誰かいい人を見つけたい。
目指す相手の条件は……」と、でるわでるわ、びっくりするくらいたくさんの
理想の男性像が出てきました。

でも考えてみれば、理想が高ければ高いほど、その理想に見合った自分が
いるかどうか？が問われているということを、本人は自覚しているので
しょうか？と、私などは思ってしまいます。

その理想の条件に見合う程の自分であるかどうか、まずは「自問」して、
一歩でもその理想に近づけるように自分磨きをすることが、実は、
婚活の一番の近道ではないかと思うのです。

そう考えると、「割れ鍋にとじ蓋」ぐらいの気持ちで、自分に合う人は
自分と同じような人のほうが、生きる目線が同じでよいかもしれません。

なんとも、夢のない話になりましたが、現実とはこんなもんだと
変に納得している自分がいます。