株式会社ファイブスターズ アカデミー

一昨日、連休で込み合っているJR横浜駅でのことです。

電車があと2分くらいでくるので、高校時代バスケットで
鍛えた俊足（？）で猛ダッシュをしたところ、
私の足元にコロン・コロン・コロンとなんだか金属音がするでは
ありませんか！

よく見ると、自分がしているネックレスの大きな銀の玉が
一つ、また一つと首から落ちているのです。

走れば走るほど、コロン・コロンと大きく跳ね上がり、大勢の人が
行きかう雑踏の中で八方に飛び散っていきました。

電車に乗り急ぐ人の中、親切にも銀の玉を追っかけて
拾ってくださる方がたくさんいらして、本当にありがたかったです。

「有難うございます！もう、結構ですから」と声を掛けながらも、
あきらめきれずに、あちこち這いずりまわって銀の玉をかき集める私を哀れに
思ったのか、「これ、ありましたよ！」とわざわざ、エスカレーターから降りて
４，５個の玉を持ってきてくださった男性もいました。

その夜、就寝前に「そういえば、あのネックレスは・・・」と思って
拾った銀の玉を数えてみると、ほとんど全部揃っているではありませんか！

結構、思い入れのあるネックレスでしたので、修理に出したらまた使えると
思うと嬉しくなりました。

それにしても、人間関係が希薄だと言われて久しい昨今ですが
「多くの親切」を感じたこの日は「感謝の一日」となりました。

これからは「されて嬉しいことは、人にもする」と強く感じた次第です。