株式会社ファイブスターズ アカデミー

先日ラジオで柳田邦男さんのトーク番組がありました。
柳田邦男さんといえば、航空機事故、医療問題など
ノンフィクション作家として有名であることは、ご存知の
とおりです。

最近はご自身が病に犯されながらも、医療現場を
取り上げた発言に、身近なものを病魔で失った者として
うなずくことが多くあります。彼の検証力には一ファンとして
絶大なる信頼を置いています。

その現場主義の柳田さんがラジオ番組で：

最近、本屋に行き「絵本のすばらしさ」を再認識している
と言うのです。

つまり、子供の頃に初めて触れる本として、夢あふれる「絵本」は
その後の人間形成で重要な役割を果たしているということの
ようでした。

そういえば、私の子供のころは絵本といえば「桃太郎」、「シンデレラ」
そして「親指姫」などが定番で、子供ながらに想像の世界を
楽しんでいました。

しかし、最近は「桃太郎」の絵本を見せると「怖い！」「気持ちが悪い」
というお子さんが多く、余り人気がないと、初孫に絵本を買った
友人の言でした。

それが良いか悪いかなどというつもりは全くありませんが
現代では「絵本」より「ゲーム」の傾向は否めません。
小さいときに「想像する力」を養うことは、大きくなってからも
人間関係で相手の気持ちを想像する、察するということが
求められることを考えると・・・・想像力なるものは大切と
言わざるを得ませんね。

今からでも遅くはありません。
本屋さんに行くと「大人のための絵本」がありますから・・・
私自身も想像力にさらに磨きをかけていかねば！