株式会社ファイブスターズ アカデミー
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これは「出口」という意味の言葉をタイトルにしたアメリカのドキュメンタリー番組です。
昨日のNHKBS番組で偶然見かけて、吸い込まれるように見てしまいました。
結果からいうと「教育」というものの原点を考えさせられる、難しくも、すばらしい
番組でした。
アメリカ・フロリダ州にある公立の更正学校「マティ・ヴィ」に送られてきた
問題児たちを、特別なカリキュラムで立ち直らせ、もとの学校へ復帰させるまでの
10週間をドキュメンタリータッチで描いたものなのです。
色々な問題を抱えて、自分を抑えきれない若い男女の生徒を、
先生方が「専門知識」と「ハート」で更正に導く過程を一人ひとりの生徒に
焦点を当てて取り上げていくのです。
カメラを意識することなく、傍若無人に振る舞い、先生への暴言、失言も
飛び出す現場は大変すさんでいて、見るものを圧倒します。
しかし、そこに見る先生方の態度は厳しくも、ゆるぎない「プロ意識」そのものでした。
特に、レディック校長は伝説の「カリスマ校長」として知られる人物で
彼の一挙手一投足には人間としてのすばらしさを感じました。
特に、「EXIT」という呼ばれる修了式で証書を手渡しながら、生徒を抱きかかえ、
「私たちは失敗から学べるのだから、あきらめるな」と耳元でささやく姿には
涙が出てきました。
番組の中の見えている部分だけで判断するのは早計かもしれませんが、
見えている部分の情報だけでも「先生方の人柄」が感じ取れるほど
豊かな人間性がそこにはありました。
現在、この種の学校運営の予算が削られるというアメリカの厳しい環境はありますが
最高の先生方をそろえて、70%もの生徒を更正させている実績はすばらしいとしか
言いようがありません。
他国のことではありますが、「教師」という職業を「天職」として受け止めている
多くの先生方に「幸あれ!」と願わずにはいられません。
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