株式会社ファイブスターズ アカデミー

一昨日のＭＪ紙の「離れても続く客との絆」というテーマの記事に
ひどく納得しました。と、言うのは：

人気を博していたあるそば屋が事情があって、店を閉めたのだが、
一年後、以前の場所より50キロも離れた場所に新しく店を開いたにも係わらず
以前のお客が毎日続々とやってくるという。

そばは確かにこだわりのそばでおいしい。しかし、時間と労力とお金をかけてまで
元お客が通ってくるのはなぜか？

考えられることはこの店主、以前からお客との人間関係づくりを意識してやってきた
ということ。つまり、初来店のお客には礼状を出す。時折、手紙で近況を伝えるなど、
手間ヒマかけてお客との関係づくりをしてきた。

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おおよその記事の内容はこのようなところですが、実際、私は客としてこれとまったく
同じ経験をしています。

私の場合、お店は美容院なのです。この美容院の先生とはお付き合いが20数年に
及びます。以前は私の家からクルマで10分ほどの隣町にありました。
しかし、諸事情から移転することになり、先生の自宅で開業することになったのですが、
自宅といっても、クルマで約一時間ほどの三浦半島の先っぽなのです！

まさに、このおそば屋さんと同じように50キロ以上？離れた場所で開業という
ことになったのですが、驚くことに以前のお客のほとんどがこの数十キロも遠くなった
お店に今も通っているのです。さらに新しい地元のお客も増えて･･･繁盛しています。

この先生、フランス帰りの「美容師としての高い技術」もさることながら、
それに加えて、お客との人間関係づくりを意識していることを感じます。

・お客の話を良く聴く。
・決して、他のお客のことをうわさしない。
・手にしたお得情報は教えてくれる。

髪をカットしてもらう小一時間、この先生と話をするととても楽しく気分がいいのです。
髪の毛だけでなく、心もすっきりするために、2週間に一回のペースで通い続けています。