株式会社ファイブスターズ アカデミー

専門に扱っている商品を「一次商品」と言うならば、
それだけに頼っているのではなく、その商品に付随してお客様が
望むものを提供するとき、それは「第二次商品」ということに
なります。

お客様の要望が多様化する中で、この第二次商品を
どこまで提供できるかが、売り上げの数字に影響するのだと
いうことが、新聞に書いてありました。

実はそのとおりだと思うことがあります。

私は仕事柄、洋服は自己主張する手段と捉えていますので、
結構こだわりがあります。
ですから、専属でお世話になっているファッション　コーディネイターが
いるのですが、この男性は「私に似合う洋服を選んでくれる」ということも
さることながら、私の体に合わせて、選んだ既製品を上手に
「お直し」してくれる技術が大変すばらしいのです。

つまり、イカリ肩で、猫背で、手が長いという私の身体的な
特徴にあわせて、どのようなデザインの洋服でも
上手にお直しをしてくれるのです。
そのため仕上がりは、まるで私に合わせて作った
オーダーメイドのような着心地なのです。

これはまさに「コーディネイト」という彼の第一次商品に加えて
「お直し」という第二次商品の提供がすばらしいということに
ほかなりません。
その巧みさで、私は彼からどれだけ沢山の洋服を
買っていることでしょう！

すばらしい第一次商品を提供するのは当たり前。
それに付随する第二次商品をどこまで提供できるのかが、
お客様の心を魅きつけるのだと体感しています。

そうなると、我がファイブスターズの「第二次商品は？」と
考えざるを得ません。