株式会社ファイブスターズ アカデミー
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先日、86歳の瀬戸内寂聴さんが「源氏物語」の現代語訳に挑んだのは
70歳のときだったとの新聞記事を読みました。
1000年ほど前に書かれた日本を代表する古書の現代語訳に、なぜ70歳の
時に取り掛かろうとしたのか?誰でもが疑問に思うところです。
寂聴さんの言によると・・・
今から15、6年ほど前、教育の充実や経済の成長を足がかりに世界でトップレベルを
保っていた日本の国力が、あっという間に先進諸国の中で下位に落ちて、
政治も経済も弱く、日本へのバッシングが目立ってきたこの時期に
何か日本は急激に自信と力を失い始めたと寂聴さんは感じたそうです。
そこで、そういった時期だからこそ、世界に誇れるすばらしい「日本文学」が
あることを国民に知らしめ、日本人、一人一人に自信を取り戻してもらいたいという
想い一心で54帖の膨大な翻訳に取り組んだのだと書かれています。
70歳といえば「古希」といわれ、一般では「新たなことに挑む」と言うより
自分の生き方のまとめをするといった年回りなのではないかと思いますが、
70歳という歳で、若い人も及ばない新たなことへの挑戦。
これにははっきり言って私も「びっくり」しています。
そういえば、今から20年ほど前に息子のお絵書きの先生(当時77、8歳の
おばあちゃま先生)もたしか、70歳から絵を習い始めて絵を描くようになったと
おっしゃっていました。
70歳って、こうやって見ると「これから人生の終盤を迎える歳」というより
さらなる自分らしい人生への「大いなる挑戦の歳」ということになるのでしょうか?
まだまだ、いろいろなことができる70歳を目前で亡くなった実姉を思うと
少なからず「もっと色々なことをしてもらいたかった」という思いに駆られます。
合掌
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