株式会社ファイブスターズ アカデミー

最近、定年後の男性を対象に「男の料理教室」が大変盛況であると
テレビのニュースでやっていました。

2007年問題の影響もあるのでしょう。団塊の世代の人たちが大挙して
定年を迎えますので、さらにこの類の教室は盛況になることは想像に
難くありません。

月に一回のこの教室、一クラス50人とのことですが大分先までウェイティング
だそうです。全員が料理はまったく初めての方だとか。見ていると
包丁を持つ手が震えていたりして…危なっかしい！

考えて見ますと「料理」は脳活性作業ですね。
目の前の材料を見て、これらをどのように切って味付けするのか？仕上げの
色具合は？そしてどのようなお皿に盛り付けるのか？などなどを感性を働かせて
イメージしながら作業をしていくのですから。
そして、材料の持つ特徴で、切り方も変えねばなりませんし、調理の時間も
計算しながら、時間のかかるものから先に手をつけることになります。

最終的にはいくつかのおかずが同時に出来上がり「いただきまーす」となるわけ
ですからこれはもう脳活性にほかありません。

アメリカに住んでいたことのある知人の医者が「アメリカでは男性が料理をするのが
当たり前で、医者同士のランチでも料理の腕自慢が話題になるんだよ」と
言ってました。

米人「この間、うちでパンを焼いて食べたらおいしかったよ」
彼「それなら、僕だって毎日朝食のパンは焼いてるよ」
米人「僕のはＢＡＫＥ（ベイク）で君のはＴＯＡＳＴ（トースト）だよ！」

この笑い話ウソのような本当の話です。これで彼が料理をしてないことが
しっかりばれましたね。