株式会社ファイブスターズ アカデミー

土曜日の夜から日曜日の明け方にかけて、まんじりともせず、
IOCでの各国のプレゼンを見ながら、テレビの前で投票結果を
待っていたのは、私だけではないと思います。

トルコ、スペインの人達のプレゼンも甲乙つけがたく、
その熱心さは十二分に使わってきました。

日本のプレゼンも、慣れない英語とはいえ、かなり上達した
スピーチで、全体的に「まとまり感」があり、その「熱い想い」は
しっかりと伝わってきました。

そして、気づいたのですが、やはりプレゼンのポイントは、
「何を伝えるか？」でなく「どう伝えるか？」であると思いました。

特に、猪瀬都知事は前回の2016年の立候補のプレゼンでは…。
表情が引きつり、ジャスチャーはロボットのように機械的に手を上げ下げ
という、全くもって恥ずかしいの一言でした。
しかし今回は、特訓の成果がはっきりと見て取れました。

まだまだ、言わされているという印象はあったものの、笑顔と自然な（？）
ジャスチャーと、メリハリのある抑揚で、及第点であったと感じました。

いずれにせよ、流暢な英語でどんなにすばらしい内容を伝えようとも、
聴衆を巻き込む「表情、声、ジェスチャーなどのパフォーマンス」が
なければ伝わらないことを、今回のIOCのプレゼンで確信しました。

しかし、2020年東京オリンピック……。
それまでは、何とか元気でいたいと思ってます。