株式会社ファイブスターズ アカデミー

私は毎晩、自宅に変えるとき最寄のＪＲ駅からタクシーを使います。
タクシーは大手のタクシー会社と地元のタクシー会社の2社が競合しています。

大手の方は運転手教育はしていないようで、タクシーに乗り込んで「○○までお願いします」と
いっても、運転手さんは「・・・・・」と無言で、仏頂面してスタートします。降りるときに「領収書をお願いします」といっても、振り向きもせずにこれまた無言で肩越しに領収書を渡すだけでバタンとドアを閉めて走り去っていきます。

もう一つの地元のタクシーは乗り込みますと「ありがとうございます」とか「お疲れさまです」などと笑顔で元気に声をかけてくれます。そうするとついこちらも「今日は暑かったですね」とか「朝晩は涼しくなりましたね」などと話しかけて、わずか5分足らずの距離ですが、気持ちよく自宅に着くことができます。さらに、降りるときには「お忘れ物のないように」なんてお声がけまでしてくれます。

こういったお客様との対応の違いは一見大したことではないようですが、実はお客様にとっては大した違いなのです。実際、私は朝急ぐ時は自宅までタクシーをお願いするのですが、当然、地元のタクシーに来てもらっています。

コミュニケーションルールに「良いことがあるから笑っているんじゃない。笑っているから良いことがあるんだ」というのがありますが、タクシーに乗るたびに、「笑顔の大切さ」を実感しています。