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5☆s 講師ブログ

ジャクソン ポロック

私自身、日本画の抽象画を習っていましたので、絵画に対しては大変興味があります。
ことに「抽象画」については、その画家がどういった思いでそのような造形を取るのか?
注目しています。
アメリカの代表的な近代抽象画家であるジャクソン・ポロックの生涯を描いた「ポロック、二人だけのアトリエ」という映画を見ました。そこでのポロックはすさまじいばかりの気迫でポアリングとドロッピングという独特の技法を生み出す様子が描かれていました。

キャンバスを立てかけるのでなく、床に置いて描く手法はまさに、日本の書道のような感じであり、
また、絵と自分が一体になって描いているように見えました。

どこの世界も同様で、新しいものに対する批判は常であり、その批判を背に自分の道を切り開くのは
その人の体も心も疲弊させるのだということを同時に強く感じました。

皆様には是非この映画をお勧めいたします。主演のエド・ハリスの鬼気迫る演技もさることながら、
吹き替えなしの絵画制作風景は、俳優もここまでやるのか?という真剣さが伝わってきて感動させられます。

私のように、好きなときに好きなように絵を描くという日曜画家ではなく、斬新な絵を評論家の批評に耐えうるものとして強い想いで制作し続けるというのは、苦しみの何ものでもないのでは?と感じました。

だからこそ、その苦しみを乗り越えて生み出す作品に画家は「愛着」以上のものを感じるのは当然だと
この映画を見て納得がいきました。

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