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5☆s 講師ブログ

指導者

時間があるときは、仕事のことを頭から追い出すためにテレビ映画を見ることが常です。
今日は以前から見たかった「コーチ、カーター」という実在の人物を描いた映画を見ました。
リッチモンド・オイラーズという連敗記録更新中の弱小高校バスケットチームを州大会に出場するまで
育て上げたバスケットコーチの話なのです。 
主演のサミュエル・L・ジャクソンの演技力もさることながらアフリカ系アメリカ人が社会で生き残る
ためにはバスケを通じて立派な社会人になる教育こそが重要というコーチ・カーターの「信念を貫く」
姿が感動的に描かれているのですが、彼が言うその社会人教育というのが:

① 学業に励む-授業は一番前の席にすわり、欠席はせず、一定の評価点をとる。
② 約束は守る-時間厳守。コーチとの約束は守る。
③ 相手を尊重する-コーチと部員同士は「ミスターやサー」をつけて呼ぶ。
  試合に行くときはネクタイとジャケットを着る。

と、たった三つなのです。

とくに、指導をする立場のコーチであっても部員をきちんと「『~さん』づけで呼ぶ」ことがまさに
相手尊重の表現であることが見て取れます。以前から、私はプロの研修講師として
「受講生全員の名前」を午前中の3時間で覚えることを決めて実行しているのですが、
まさにそのことが人間関係を構築する上で非常に重要であることを思いがけなくも再認識する
ことができました。

しかし、同時に相手への尊重の念はその裏に「公平さ」があることも映画を見て学ぶことができました。
つまり、約束を破った人は誰であれその償いはさせるという点です。
これは誰に対しても同じに対応するということですから、研修・教育に携わるものとしては少々
「反省」する点がありました。つまり、自分に甘くて、他人に厳しいのではいけないわけでして・・・

仕事を忘れるためのテレビ映画鑑賞だったのですが、結局、最後は仕事がらみの感想となって
しまいました。 何を見ても、聞いても「講師の頭」で受け取っている自分がいるのです・・・

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