株式会社ファイブスターズ アカデミー

インドのベンガルでは年間300人の人がトラに襲われて被害を受けているそうです。
この事実を前に、動物音響学者がトラのうなり声には人間には聞こえない
超低周波音があって、それが獲物を金縛りにし、自由を奪ったところで
襲うのだということを解明しました。

このことから「超低周波音」について更に研究を突き進めていくと、動物には
この超低周波音で会話をしているということが分かってきたと動物番組でやっていました。

キリンは野生動物の見張り番として、遠くを見わたし危険を察知すると
超低周波音を発して周りの動物に知らせるとのこと。また、象は地面から
伝わる低周波音を足の裏と爪で察知して、それを脳で感じて行動を
起こすということです。

ですから、動物が火山や台風やなだれなどの自然災害をいち早く察知して
非難するというのは超低周波音を感じるからだと分かったそうです。

この超低周波音を音楽に取り入れているのが教会音楽のパイプオルガンだそうです。
10メートルの筒のなかで超低周波音が作られて、それを聞くものに
荘厳な気持ちや畏怖の念を起こさせる効果があるそうです。

一方、こういったものを良く使えばいいのですが、人間は兵器として建物を通り越し、
中にいる人間の内臓を破壊するという恐ろしい武器にしてしまうあたり
なんとも罪深い生き物だと思わざるを得ません。