株式会社ファイブスターズ アカデミー
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先日の新聞記事に「ナイジェリア人を父に持つ一年生に、別の一年生が『ウ○コ色』と言ったことから
けんかになった。」と、ある小学校の学童保育指導員の方からの投書がありました。
日本では一応、同じ民族で同じ言語で肌の色、目の色、髪の色まで皆が同じであることが
当たり前になっているという現状があります。
ですから、自分たちと見た目が違う人を受け入れるには、かなり抵抗する傾向が強いことは
確かだと思います。
また反面、私たちはよく「血液型」を話題にしますよね。「私はA型。だから・・・・」とか
「あの人はB型だから・・・よね。」とかと、ことさら他人との違いを明確にしようとする傾向があります。
しかし、これって、外国ではまったく会話にものぼらない話題なのです。
一度私が、外国人の友人に「血液型は何型?」と聞いたところ「知らない」とそっけなく言われて終わりでした。
(そのとき、「うっそー!」と思ったのを今でも覚えています。)
つまり、思うに、彼らは多民族、多言語、多宗教、多文化の中で生活しているため「違っていることが
当たり前」であることが当然である生活をしているのです。ですから、ことさら目に見えない
「血液型で他人との差」をつける必要もないわけです。
あるとき「日本ではなぜ血液型が多く語られるのか?」という問いに対して、コミュニケーションの専門家が
「明確な答えはないが、皆が同じである為、『血液型』を語ることで多分、他人と自分とを
差別化しようとしているのではないか?」という話をしていました。
そう言われればそのようにも思えますよね。
「同じであること」と「違っていること」の両方を知ることにより、本当の意味で
相手を受け入れることになるのだということを子供の時から教育する必要を感じます。
しかし、先ほどの「ウ○コ色」といった一年生をこの先生はしっかりと納得いくように話ができたのでしょうか?
少々気になるところです。
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