株式会社ファイブスターズ アカデミー
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作家五木寛之さんの最近の著書「林住期」が大変話題になっています。
古代インドでは人間の生涯を四つの時期「四住期」に分けて考えたとのことです。
①学生期(がくしょうき)0~25歳:よく学び、体を鍛える
②家住期(かじゅうき)25~50歳:仕事に励み、家庭を維持する
③林住期(りんじゅうき)50~75歳:仕事を離れ、真の生きがいを探す
④遊行期(ゆぎょうき)75~100歳:自らの死に方について考える
これからすると、林住期というのは社会人としての勤めを終えた後全ての人が
迎えるもっとも輝かしい「第三の人生」のことだとも。
さらに著者はこの林住期について:
・新しい男女関係を創る:50歳になったら家庭は一度解体する。離婚の必要はない。
⇒私としては50という年周りではすでに子供は独立し夫婦二人だけになるわけで
わざわざ解体しなくても家庭という形態が自然解体していくように感じます。
・犀の角のごとく一人歩め:人脈と付き合いを年々減らし、最後はひとりに。
⇒人脈と付き合いをこれまた意識して減らしていかなくても、今までのどうでもいい付き合いは
自然淘汰されるように感じます。つまり、50代からは無理して付き合う人間関係でなく、
この人とは付き合い続けたいと思える「心友」がいるかどうかが問題だと思っています。
・孤立こそ自由な時間:旅に出るもよし、学ぶもよし、退屈もよし。
⇒一人になる時間も必要だとは思いますが、気の合う人たちや気の合わない人たちとも
関わることが「最高の刺激」であると考えます。
人間、歳をとると頑固になり、自分の考えに固執しがちですが多くの人たちと関わることに
より「柔軟性」が維持できると思っています。ですから、これもわざわざ一人になる必要も
ないわけで、多くの人たちと関わりあいながら、その合間で一人でいる時も大切にする
ということではないかと思いますが。
・三十代から林住期に備える:「人生の収穫期」への準備期間。
⇒この考えには賛成です。これは自分の退職後の人生設計を今から視野に入れておくという
ことです。多様化の時代ですから自分の50代、60代で何が起こるかは計り知れません。
どのようなことにも対応できる柔軟な人生設計が早くから必要と思います。
・林住期の健康を維持する:うつと食事と呼吸法。
⇒子供が巣立った後の母親が体験する「空の巣症候群」などはある意味
軽い心の風邪かもしれません。そういったことに対しても心身両面の健康管理は
大切であると思います。
と、私なりの四住期を著者の意見と対応させて書きましたが、やはり、私は「四住期」に
なじんでいないのかも??と思わざるを得ません。
基本的には四住期であろうがなかろうが「今ある自分は今までの自分の人生の総決算」
であることに違いないわけです。
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