株式会社ファイブスターズ アカデミー

洋式、和式といえば・・・トイレの話ではありません。
実は、私の住む町は首都圏近郊の小京都といわれる町ですので
そこここに、昔のたたずまいのお屋敷があったりします。
が、最近では土地開発がすすみ、マンションやカラフルな外壁の小洒落た
一戸建てが増えて海岸通りはさしずめフランスのニースのような感じです。

海辺の結婚式場は毎週末は無料のシャトルバスが運行されるほど
にぎわっているのですが、最近では街中の神社での和式の結婚式も
はやり始めています。
結婚披露宴会場から神社までは文金高島田のお嫁さんを乗せて
人力車で送り迎えをするのですが、これがまた大変な人気で
このところはブームとなっています。

そうしましたら最近の新聞にも、洋に和のテイストを入れた
挙式がはやっているとか。
洋式だけでは飽き足らない若い人たちが、もっとどこか「ピリッ」とした感じを出す為に
京町家を借りて式場にしたり、引き出物やお料理にまで和式を取り入れるのが
人気とのことです。

若い人たちにも「和」の美意識がどこかで脈々と受け継がれているということに
すこし嬉しい気持ちがしています。

新婚旅行を兼ねて海外で式を挙げるのがはやっている時代もありましたが、
今は昔で、人の好みはめまぐるしく変わりますね。