株式会社ファイブスターズ アカデミー

一口に逆転の発想といいましても、なかなかビジネスの現場でその視点を持ち、
実行するのは大変であることは皆様も実感していらっしゃると思います。

私もマインドモチベーターとして「プラス転換」などとお話をする機会が多いのですが、
実際は大変な努力がいることであります。
しかし、これを実際に実行し業績を上げた企業があることもまた事実です。

先日のMJ紙で「牛丼の吉野家」の逆転の発想経営という記事を読み、心強く感じました。
アメリカ産の牛肉輸入禁止という措置を受けた時期に、どう生き残るかという点に関してはまさに逆転の発想を取り入れたとのこと。つまり、牛肉に依存していた「牛丼」という単一メニューでなく、他メニューの開発という視点に切り替え、今では「豚丼」の味をさらに向上させ、豚丼人気を確立したとありました。

そういった意味ではファイブも同じです。
営業と講師を担当しておりました社員が、講師の仕事が多くなり
4月からは講師業を中心に仕事をしたいという本人の希望で専任講師に切り替えました。

そうなりますと営業が一人少なくなるわけです。
しかし、営業が一人減ったということでなく、社員全員が営業パーソンになったという逆転の発想で
社員一人一人の営業力を高める良いチャンスと受けとめて、今以上の情報交換と共有化を
強化していこうということになりました。

ファイブという特殊なチームですので「誰でもかれでも」すぐに営業職を採用ということでなく、
この会社にあった人と出会うまではこの方針で各社員の営業力を向上させるという方向で
行きたいと思っています。

営業が一人減ったという状況でもこのまま売り上げの数字が落ち込まず、
どこまで伸ばせるのか今から楽しみです！