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5☆s 講師ブログ

巷には、無類のお花好きがいます。

私の友人は、お花と聞くとすぐに切り花、鉢植えにして家の周りから
部屋の中まで、お花畑のようにしています。

本人曰く、
「お花のエネルギーをもらって、何となく毎日が生き生き楽しいの」
とのことでした。

だから、この友人にはお花のプレゼントが一番なので、贈り物に
悩むということはありません。

私は?と言えば、お花は嫌いではありませんが、プレゼントに
お花をもらうのは、あまり好きではありません。

というのも、切り花であれ、植木鉢であれ、もらった後の世話が
大変なのと、切り花は最後に枯れた姿が何とも哀れで…。

ただし、頂くのであれば(もらう身で要求をだすのもいかがなものか
ですが…)できれば「深紅のバラ」でしたら嬉しいですね。

数多くの花があれど、たった1本であってもその存在感が半端ない
「深紅のバラ」が大好きです。美しいだけではなく、その茎に棘が
あってどことなく近寄りがたい自己主張をしている雰囲気が好きです。

このように、花を色々見る中で一番哀れを誘うのは、私的には「朝顔」です。
小学校の夏休みの宿題で種から育てて花を咲かせる「理科の観察日記」には
とても苦労した思い出があります。

やっと咲かせた朝顔もその日の内にしぼんでしわくちゃになってしまうので、
何となく「もののあわれ」を感じて本当に存在感のない花という印象は
致し方ないかもしれません。

しかし、先日ある有名な俳優の方が、自分の人生を振り返って、
「昨日咲いた朝顔は今日は咲かない。だから『その時』を大事にすることだ」
と、話していました。

一日で花が終ってしまう「朝顔」もこんな風に、その生きざまを
語ってもらえると、咲いた甲斐があったというものですね。

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