株式会社ファイブスターズ アカデミー

現在、シニア社員の研修を担当することが多くなりました。
その中では、「人生100歳時代」なんていう言葉が当たり前のように
飛び交っていますが、「人生100歳時代」と一言で言うには、
余りに長い人生だと最近痛感します。

そんな長い人生を見据えてか、先日、テレビで、定年前と全く異なる
人生を歩みだした男性を取りあげていました。

外資系コンピューター会社を退職し、現在は保育士の補助をしていて、
孫のような子供たちから「じじ先生」と呼ばれている男性のお話でした。

ご自身は、現役時代は高度成長期で自分の子供と触れ合うことが
なかったため、成人した息子さんから「子供の時、親父とキャッチ
ボールがしたかった」との言葉を聞いて、とても後悔したとのこと。

その穴埋めに、第二の人生では保育士として、子供たちと触れ合うことを
選んだようです。

シニアとして年齢を重ねた分、それなりの「人生の知恵」をお持ち
ですので、若い主任の保育士の先生も「じじ先生」を大いに頼りに
されているとのことでした。

今までの人生ににこだわって生きるのも人生
今までとは全く違うことにチャレンジするのも人生

私は欲張りなので、どちらの人生も我が物として生きたいと
思っています。

現在では、会社で研修講師をしながら、家では長年の夢である
アクセサリー作家になるべく、現在製作に取り組んでいます。

第一の人生も第二の人生も、自分の人生ですから！