株式会社ファイブスターズ アカデミー

新刊書の広告に「英語耳」という本の宣伝が大きく載っていました。

　　・・・・英語を聞き取れない理由は発音にあった！
　　　　　自分で発音できない音はきちんと聞き分けられない・・・・・
と書いてありました。

英語の発音に関しては私も「一家言」あります。
というのは、私自身はスペイン語専門ですが、実は小学生の時に「英語」を習っていたのです。
それも「英語の発音」だけです。

小学三年生の時に当時、幼児英語の一人者でいらしたおじいちゃまの先生に
英語の発音をするだけのクラスに通っていたのです。

意味などまったくわからなかったのですが、英語の単語を発音記号で読み取る練習でした。
しかし、この発音記号ですが、中学に入って「発音記号」が読める人がほとんどいないのに、
なぜか私だけが発音できたのです。

そして、社会人になり外国の人と英語で話をするようになったとき、「発音がいい！」と言われることが多かったのです。今から思えば、小さいときに習ったあの発音練習が役に立ったのだと思っています。

現在、私の娘が米国に留学しています。彼女は理系出身者ですから英語は不得意な方です。
なんてったって「ＣＨＩＮＡ（チャイナ）」を「チナ」と読むほどですから、おのずとその英語力は知れたものです。

しかし、アメリカの大学では教授や周りの学生から「あなたは発音がすばらしく良いけど、どこか外国で勉強したの？」とよく言われるそうです。

実は彼女が中学の時、私が「発音記号を教えて発音指導」をしていたのです。
「人間はされたことを人にする」とよく言われますが、本当にそうですね。
深い意味もなく自分が発音記号から英語に入っていったので、娘にもしてやっただけなのですが・・・

発音は英語に限らず日本語も大切ですね。
綺麗な言葉は発音からだと再認識しました。