株式会社ファイブスターズ アカデミー
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どこの会社でも、仕事の手順を記した「マニュアル」が作成されています。
手順を明確にしておけば、経験がない人でもその仕事をこなすことができるので、新入社員にとっても必須のアイテム。
でも、マニュアル通りに同じ手順を踏んだはずなのに、なぜか仕上がりに微妙な差が出来てしまうことが多々あります。
なぜなのでしょうか?
そこで参考になるのがトヨタの取り組み。
トヨタでは、作業マニュアルのことを「作業要領書」と呼ぶそうですが、そこには3つのポイントが記載されています。
まず最初は「手順」。
これは当たり前ですよね。
これが記載されていなければ、マニュアルとは言いませんから。
普通の会社ならこれで終わりですが、トヨタは違います。
次が、作業の「急所」です。
沢山ある作業項目をただ単に羅列しただけでは、どれが重要なのかよくわかりません。
もちろん全ての作業が大切なのですが、とりわけ仕事の成否を決めてしまうような重要な作業に関しては、気をつけなければならないポイント、すなわち「急所」を明記しておくのです。
そうすることで、覚え方にメリハリがつきます。
そして最後は「その理由」。
なぜ、その作業が仕事の成否を決めてしまうほど重要なのか、その論理的根拠をキチンと説明するのです。
特に若い社員には、この「理屈で納得させる」というプロセスが絶対に必要です。
かつては、「つべこべ言わずに、言われた通りにやれ!」という指導が主流でした。
しかも、教えられる側も早く仕事の手順を覚えたい気持ちが強いので、指示内容に疑問を持つことなどありませんでした。
まるで躾を受ける犬のようですよね。
しかし、今は論理的な裏付けが必要です。
質問や反論の余地を与えることなく、頭ごなしに押し付けるやり方は最悪です。
時々、「今どきの若手は理屈っぽくて・・・」と嘆く年配社員がいますが、若手が理屈で納得した時にどれほど素晴らしい仕事をするかご存知ないのでしょうか。
さらには、この作業がなぜ重要かということを論理的に証明することは、仕事の「カイゼン」にも結びつきます。
その実例が、先日のNHKのBSプレミアムの番組で紹介されていました。
なんと、京都の老舗料亭のお話です。
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