株式会社ファイブスターズ アカデミー
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そんな考えが浮かんだのは、キール大学のリチャード・スティーヴンス。
スティーヴンスはこれを少しアレンジして、悪態をつきながら氷水の入ったバケツに手を浸してもらうという実験を思いつきました。
結果はと言うと、侮蔑的な言葉を何度も口にしながら氷水に手を浸した方が、普通の言葉を発するよりも長い時間耐えることができました。
この時、スティーヴンスは、心拍数が高くなったという事実に注目しました。
「戦う」場合は血中のノルアドレナリン濃度が高まり、「逃げる」場合はアドレナリン濃度が高まります。
この「闘争・逃走反応」というのは、生理学界の大御所ウォルター・キャノンが1929年に提唱した大変有名な説ですが、彼は優れたユーモアセンスの持ち主だったので、
“Fight or Flight?”(戦うか逃げるか?)というダジャレを用いて論文を書いたのでした。
さあ、困ったのは日本語の訳者。
スティーヴンスは念のため2回目の実験を行いますが、そこで新たな事実に気づきます。
それにしてもスティーヴンスはしつこい。
今度は「侮蔑語を発するときに人は攻撃的になっている」という仮説を立て、被験者を2つのグループに分けて片方にはシューティング・ゲームを、もう片方にはゴルフのビデオゲームをやってもらいます。
仮説は証明されたわけです。
以上をまとめるとこうなります。
人は、悪態をつくとき攻撃的になる。
まぁ、一言で言うと、上司の悪口は「いざ!」という時のためにとっておきましょう、という教訓ですかね。
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