株式会社ファイブスターズ アカデミー
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同点で迎えた延長12回のウラ、2アウトながら満塁の大チャンス。
最後のバッターにヒットが出ればサヨナラ勝ちですが、たとえヒットが出なくても四球を選べば勝利です。
この時、代打要因としてベンチに残っていた野手は、プロ入りしてから一本もヒットを打っていない控えのキャッチャーただひとり。
もしあなたが監督だったら、ヒット狙いで「打て」のサインにチャレンジしますか。
それとも四球狙いの「待て」のサインで安全策をとりますか。
ちなみに、以前放送されたNHK・BS1の『球辞苑』という番組で、満塁の時にどんな形で点が入ったかについて、前年のプロ野球セ・パ両リーグの膨大なデータを分析していましたが、意外なことにシングルヒットと四球の確率はほぼ同じでした。
さあ、二者択一のケースで両者の確率が同じくらいなら、あなたは「打て」のサインを出しますか?
2007年4月20日の甲子園球場は、巨人対阪神の伝統の一戦に沸き返っていました。
ところが、粘る阪神はそのウラ猛打で追いつき、2アウト1塁、2塁のチャンスを迎えました。
この時、ベンチに残っていた唯一の野手は狩野恵輔でした。
前の年はたった2回しか打席に立っていない狩野にとって、代打となれば今シーズンの初打席。
バッターボックスに向かう万年控え捕手は、緊張の極みにありました。
それでも狩野は、あえてその緊張を振り払うかのように、巨人の抑えのエース豊田清が投じた初球を狙ってスウィングしますが、ボールはワンバウンドしそうなほど低いフォーク。
すかさず、スタンドからは辛辣なヤジが飛びました。
このヤジをきっかけに、「振るなよ、振るなよ」という空気が球場全体を覆い始めました。
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