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5☆s 講師ブログ

金持ちになるコツ(2)

空腹感と、がめつく稼ぐことがどのような関係にあるのかを調べた研究があります。

2005年にバーバラ・ブライアーらは、空腹の度合いが、募金する時の金額にどのような影響を及ぼすかを調べました。

すると、普通に食事した人たちに比べ、4時間も食事をしなかった人たちの募金額が激減したのです。
どうやら人は、腹が減るほど募金したくなくなるらしいのです。

わかりやすく言うと、「腹が減るとがめつくなる」。

なんとなくわかるような気もしますが、彼らはこの法則の“逆もまた真なり”についても証明してしまいました。

まず、AとBの二つのグループに1000円でくじを買ってもらいますが、それぞれのグループに伝えられている当選金額が異なっています。
Aグループには3500円。
Bグループにはなんと、350万円。

その後、当選したら何にお金を使いたいかをイメージしてもらいますが、Aグループは当たっても3500円ですので、はっきり言ってショボい夢ばかり。

一方、当たれば350万円のBグループは、思いっきり妄想が膨らみます。

さて、これからが本当の実験の始まりです。

いくつかのチョコレートの味について、おいしいものから順に優劣をつけてほしいとお願いするのですが、その際チョコレートはいくら食べてもいいと伝えておきます。

ここでチェックされるのは味覚ではなく、それぞれのグループが食べたチョコレートの量です。

ショボい夢ばかりのAグループの平均は29g。

一方、思いっきり妄想が膨らんでいるBグループは、なんと40g。
ずいぶん差がつくものですね。

これから導かれる結果は、「がめつい時は腹が減る」。
ねっ、確かに“逆もまた真なり”でしょ。

なんでも、英語の“hungry”という言葉には「空腹」の他に、「大志を抱く」とか「野望を持つ」という意味もあるそうです。

言葉って本当に奥深いですよね。

というわけで、お金持ちになるための結論。

「金持ちになるには、腹が減るほど大きな夢を持ち、トイレはできるだけ我慢する」

どうです?

心理学もたまには役に立つと思いませんか。

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