株式会社ファイブスターズ アカデミー
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例えばこんなエピソードがあります。
「ラインに入るならずっと入っておけ。どうせ楽したいんだろ」
言われた管理職はムッとします。
その気持ちは分からなくもないですが、管理職の本来の仕事は今日の生産目標を達成することでしょうか。
もしそうだとするなら、明日も明後日もラインに入らなければならなくなります。
現在、多くの企業の管理職は、「プレイング・マネージャー」にならざるを得ない状況に置かれています。
やむなく管理職自らが一兵卒となって部下の実務をカバーし、なんとか今期の目標を達成します。
このように、部下の実務をカバーする“応援要員”というのが管理職の本来の役割なのでしょうか。
管理職の本来の仕事は、部下を育成することです。
もし部下育成がうまくいかないというのなら、育成のやり方に問題があるのか、あるいは教えようとしている仕事のやり方自体に問題があるのかのどちらかです。
「うまくいかない」ということは、そこに「改善の余地がある」ということに他なりません。
トヨタでは「問題ない」という答えこそが大問題だと考えます。
面白い話があります。
「で、どうするの?」
つまり、次の改善をどうするつもりなのかと聞かれるのです。
「うちはトヨタとは違う」と言い訳を言う前に、まず現状で思いつく「改善すべき点」を書き出してみませんか。
でも、いざそれを実行に移すとなると、社内に抵抗勢力がたくさんいますよね。
まず真っ先に、その抵抗勢力の人に相談に行くのだそうです。
その時、それをすべてホワイトボードに書き出します。
もし、抵抗勢力が部下ならば解決策はもっと単純で、管理職はこう伝えるだけでいいのです。
「ありがとう。
ではこれをできる理由に変えていこう。
君にはそのリーダーになってもらいたい」
できない理由を列挙できる部下というのは、実は現状を最も的確に把握している部下です。
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