株式会社ファイブスターズ アカデミー
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「仕事がないなら、残業しないで帰っていいよ」
新入社員の頃、先輩からかけられた優しい言葉を今でも覚えています。
私には、その先輩が神様のように見えました。
ところが、時代は変わりました。
どういうことでしょう。
「もしも自分が帰った後に、やらなければならない仕事が残っていることが判明したら・・・」と考えると、心配で帰れなくなるのだというのです。
そもそも「仕事がないなら、残業しないで帰っていい」という発想自体が大問題なのです。
過労死ラインに抵触するほどでなければ、残業は特に問題ではないと解釈してはいませんか。
もしもこれが、工場のオペレーターだったらどうでしょう。
なぜ所定の時間内に仕事が終わらなかったのか、徹底的な検証が行われるはずです。
ところが、ホワイトカラーの場合は状況が全く異なります。
でも、ホワイトカラーの仕事というのは、工場のオペレーターと比べてそんなにも複雑怪奇なものなのでしょうか。
ここで少し思考実験をしてみましょう。
仕上がりませんよね。
これは個人差だからしようがないと言う人もいますが、個人差が修正不可能だと言うなら、管理職などいなくてもいいことになってしまいます。
トヨタでは事務系のオフィスワークでも、「標準時間」という考え方を適用するそうです。
「標準時間」とは、一番早く上手にできるやり方の所要時間のことです。
トヨタのように精密な算定は難しいとしても、今の仕事のやり方のどこを改善すれば、能率がだいたい何%くらいアップするかは管理職ならば当然わかるはずです。
先ほど「段取りも含めて任せている」という上司の言い分を紹介しましたが、これは「まる投げ」と取られかねないマネジメントです。
相手が取引先企業なら、それでもいいでしょう。
まず、よく話し合って段取りを明確化して、二人でそれを共有化しませんか。
新人が「自分が帰った後に、やらなければならない仕事が残っていることが判明したら・・・」と考えること自体、仕事の段取りが共有化されていない証拠です。
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