株式会社ファイブスターズ アカデミー
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でも、プロ野球の世界では、“教え魔”と渾名されるほど自分の考えを伝えることに熱心なコーチが大勢います。
彼らは例外なく、自身の経験に基づく独自の理論を確立していて、それに選手を当てはめようとします。
そのため頭に思い描く理想のフォームに近づくまで、手取り足取り熱心に教えるのです。
そしてたいていの場合、選手は伸びることなく三流のままで終わります。
ところが、ソフトバンクの内川や巨人の村田、そしてDeNAの筒香らを育てた
“オバQ”こと田代富雄コーチのスタンスは全く異なります。
選手が聞きに来るまでは教えないというのです。
しかも、聞きに来た選手に対して「こうしなさい」とは決して言いません。
ビジネスは野球と違うので、右も左もわからない新人に対して、
「自分でやってみて、困ったことがあったら聞きに来るように」という指導は無責任すぎます。
最近、新入社員研修でよく出る質問に、「正解は何ですか?」というのがあります。
「ビジネスに正解はありません。
『これが正解かな?』と思える解決策を、いくつ思いつくことが出来るかが重要なのです。
いくら経験に基づく確固たるバッティング理論だと言っても、所詮その時代のピッチャーのレベルを前提にした正解にすぎません。
そういう意味では、私たちが新人の頃、先輩から教えられた仕事のやり方が今でも本当にベストなのか、
その指導方法も含めて一度検証してみる必要がありそうです。
OJTトレーナーにとって大切なことは、「この手順を早く覚えさせる」ことではなく、
「なぜこの手順が採用されたのか」というその根拠を教えることです。
手順というのは、あくまで表面的な事象にすぎません。
これでは、似たようなパターンの問題は対応できたとしても、応用問題は無理です。
ところが最近では困ったことに、手順を教える以前のところから手をつけなければならなくなりました。
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